
子ども国際映画祭「第33回キネコ国際映画祭」が2026年10月30日に開幕し、せたがやイーグレットホール(東京都世田谷区)でオープニングセレモニーが行われた。戸田恵子さん、中山秀征さん、横山だいすけさん、高橋克典さん、かないみかさん、槙田紗子さん、土屋神葉さんの7人が登壇。映画祭名物の生吹き替え上映「ライブシネマ」では4作品が上映され、今回は初めて生オーケストラによる演奏も取り入れられた。また、声優の野沢雅子さんに「キネコ名誉賞」が贈られた。映画祭は11月3日まで、東京・二子玉川周辺などで開催される。
戸田恵子、中山秀征らが映画祭の魅力を紹介
セレモニーには、ジェネラル・ディレクターの戸田さん、エグゼクティブ・ディレクターの中山さん、チーフ・プログラミング・ディレクターの横山さん、スペシャル・サポーターの高橋さんが登場。今年初参加となる声優のかないさん、振付師の槙田さん、声優・俳優の土屋さんもレッドカーペットに登場した。
中山さんは、戸田さんと長年にわたり映画祭に携わってきたことに触れ、「今年はオーケストラと共にライブシネマをお届けするということもしていて、どんどん国際映画祭らしくなっています」とコメントした。
戸田さんは、映画祭で上映する作品への思いを語るとともに、生吹き替え上映について「生吹き替えで上映できるっていうのが日本ならではだし、すごいことだと思うので、これからも頑張ってこの特徴を出していきたいなと思っています」と話した。
横山さんは、年々応募作品が増えていることに触れ、「上映する作品を選定するのが大変でした。今年も選りすぐりの作品が集まっています」と紹介。高橋さんは「今年もライブシネマでお届けさせていただきます。年々映画祭が大きくなってきていて、ドキドキしています」と話した。
初参加のかないさんは、戸田さんから映画祭について聞いていたことを明かし、「今回初めて参加できてワクワクしています」とコメントした。
初の生オーケストラ演奏 ライブシネマで4作品を披露
セレモニーでは、映画祭の名物プログラム「ライブシネマ」が行われた。世界各国の言語で制作された映画を子どもたちが日本語で楽しめるよう、スクリーンの横で声優らが生吹き替えを行う上映形式で、今回は初めて生オーケストラによる演奏も取り入れた。
披露されたのは、グラハム・ラルフ監督の『テディとアニー』、ワヒド・イブン・レザ監督の『世界の終わりに』、メリル・チェン監督の『生きるために』、クリス・ラヴィス、マチェク・シチェルボウスキー両監督の『真珠の涙と少女』の4作品。
中山さんは、技術が進化する中で、人の力によって映画を届けることの意義に言及。横山さんは、子どもだけでなく大人も感動できる作品があると紹介した。
新たに制作された「キネコダンス」の振り付けを担当した槙田さんは、子どもから大人までダンスを楽しみ、思い出を作ってほしいとコメント。土屋さんは、今回の会場を小学生時代にバレエの発表で使用したことを明かし、映画祭に参加できた喜びを語った。
野沢雅子が「キネコ名誉賞」を受賞
第33回の「キネコ名誉賞」は、世代を超えて多くの人に親しまれてきた声優の野沢雅子さんに贈られた。
授賞式では野沢さんからのビデオメッセージが上映され、「第33回目の開催おめでとうございます。素敵な賞をいただき、こんなに嬉しいことはありません。会場の皆様はキネコ国際映画祭を思いっきり楽しんでください」と受賞の喜びを伝えた。
映画祭は11月3日まで開催
「第33回キネコ国際映画祭」は11月3日まで開催。二子玉川ライズ スタジオ&ホール、109シネマズ二子玉川、玉川髙島屋S.C.などで作品を上映するほか、二子玉川ライズ中央広場やガレリアではイベントやワークショップを実施する。
主催はキネコ・フィルム、共催は世田谷区。









