アシックスジャパンが「ゲルニンバス 25」を発売

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アシックスジャパンは、2月上旬からアシックスオンラインストア、アシックス直営店各店および全国のスポーツ用品店で、「ゲルニンバス 25(GEL-NIMBUS 25)」を発売する。「ゲルニンバス(GEL-NIMBUS)」シリーズの最新モデルとなるもの。従来以上にソフトな接地感と優れたクッション性をもたせている。価格は1万9800円(税込)。

1999年から展開している、同社を代表するクッション性を重視した高機能モデルである「ゲルニンバス」。「ニンバス(NIMBUS)」はラテン語で「雲」を意味していて、「ゲルニンバス」は走りを軽く快適に感じさせ、雲の上で走っているような履き心地を提供している。

今回発売する「ゲルニンバス 25」は、南オーストラリア州のThe Biomechanics Labによる快適性テストで最も快適性に優れたランニングシューズとランナーから評価された。また、同社独自の設計思想「アシックスデザイン(ASICS DESIGN)」に従い、身体と心の両方にとって優れた構造設計を目指した。

ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)全面に環境に配慮したクッションフォーム材「エフエフブラストプラスエコ(FF BLAST PLUS ECO)」を採用。軽量でやわらかなクッション性を実現した。クッションフォーム材の約20パーセントに再生可能なサトウキビ由来の素材を使用している。

また、かかと部に足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能「ピュアゲル(PureGEL)」テクノロジーを内蔵。前作に搭載していた「ビジブルGEL」に比べて、約65パーセントやわらかく、約10パーセントの軽量化を実現している。靴底は、後部に同社従来ラバーと比較し約3倍の耐摩耗性をもつ素材を使用し、前部にも軽量で耐摩耗性に優れた素材を配している。

さらに、アッパー(甲被)は、部位に応じてメッシュの孔の大きさを調整し通気性とフィット性を高めたエンジニアードメッシュを採用。また、アッパーの主材料の70パーセント以上にリサイクル素材を使っている。ベロ部には伸縮性のあるニット素材を採用し、足の上部をやわらかく包み込むようサポートしている。

The Biomechanics Labによる快適性テストについて

 The Biomechanics Labのクリス・ビショップ博士※に依頼し、「ゲルニンバス 25」の快適性を競合のランニングシューズや前作の「ゲルニンバス24」を含む5タイプで比較した独自の快適性テストを2022年10月に実施した。

テストは100人のランナー(男性52人、女性48人) を対象に行われた。参加者はデザインやブランドを認識できない状態のシューズを履き、トレッドミルを 10km/hのペースで3分間走った。走り終えた後、かかと部のクッション性、前部のクッション性、前部の柔軟性や安定性など、様々な快適性に関する項目について各シューズを評価。「ゲルニンバス 25」は、最も快適性に優れたランニングシューズと評価された。

※足病医であり、シューズの快適性研究の第一人者。南オーストラリア大学の研究員。博士号取得以来、アスレチックシューズの研究を専門としている。

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