プレミアム・テキスタイル・ジャパン2022秋冬/JFW ジャパン・クリエーション2022。記念式典「JFW Textile Night～Anniversaryof JFW JC/PTJ」開催

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日本ファッション・ウィーク推進機構が主催するプレミアム・テキスタイル・ジャパン2022年秋冬（Premium Textile Japan 2022 Autumn/Winter＝PTJ）とJFW ジャパン・クリエーション2022（JFW JAPAN CREATION 2022＝JFW JC）が12月7日と8日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムホールで開催された。初日にはジャパン・クリエーションの30回目の開催とプレミアム・テキスタイル・ジャパンの21回目の開催を合わせて、記念式典「JFW テキスタイルナイト（JFW Textile Night～ Anniversary of JFW JC / PTJ）」を開催した。 Text & Photo : Shinichi Higuchi（樋口真一）

記念式典ではプレミアム・テキスタイル・ジャパンとJFW ジャパン・クリエーション連続出展の表彰式とパーティー

記念式典ではプレミアム・テキスタイル・ジャパンに第一回から21回継続出展した9社と、プレミアム・テキスタイル・ジャパンに直近10回連続出展した11社、JFW ジャパン・クリエーションに直近10回連続出展した9社・団体を招待し、表彰式とパーティーを行った。

JFW ジャパン・クリエーションは、前身のジャパン・クリエーションが1998年1月に東京ビッグサイトでスタートした展示会を2007年からJFWが事業継承したもの。当初は年1回の開催だったが2006年から2010年までの5年間は年2回開催した。2011年にはビジネスに特化したプレミアム・テキスタイル・ジャパンをスタートし、プレミアム・テキスタイル・ジャパンを年2回開催するようになったことで、JFW ジャパン・クリエーションを年1回開催に戻し、会場も2012年から東京国際フォーラムに変更した。

今年5月のプレミアム・テキスタイル・ジャパンが20回の節目だったが、コロナの影響でパーティーなど飲食を伴うイベントが開催できなかったため、今回JFW ジャパン・クリエーション30回と合わせて記念式典が開催されることになった。

日本ファッション・ウィーク推進機構三宅正彦理事長「もっと海外に発信していきたい」

日本ファッション・ウィーク推進機構の三宅正彦理事長は「途中、コロナなどの問題はあったが、これまで継続できたのは出展者の皆さんや来場する関係者、アパレルの力だと思っています。JFW ジャパン・クリエーションやプレミアム・テキスタイル・ジャパンは日本の持つテキスタイルの技術力と繊維産業の力を皆さんに発揮していただく場。これからも、もっと海外に発信していきたいと思っていますし、JFW ジャパン・クリエーションとプレミアム・テキスタイル・ジャパンを継続し、発展させていきたい」と語った。

来賓を代表してあいさつした日本繊維産業連盟の鎌原正直会長は「日本の産業界は長い間課題を多く抱えた、課題先進国と言われていますが、そういう意味では私たちの繊維産業は課題先進産業です。しかし、課題があるということは、それだけの歴史、課題に立ち向かった歴史があると私は理解しています。日本繊維産業連盟は昨年、10年先の2030年をにらんで日本の繊維産業のあるべき姿を提言しましたが、その提言の中にある様々な課題をより明確にし、解決に向かって皆さんと協力しながら一緒に進んでいきたいと思っています」と話した。

また、プレミアム・テキスタイル・ジャパンに初回から21回継続出展した企業を代表して挨拶したカイハラの貝原良治会長は「日本のテキスタイルは絶対に世界に負けません。自信をもってモノづくりをして、世界に羽ばたきたいと思っていますし、今後も一生懸命研究して、いいものを見てもらえるようにしていきたい」と強調した。

記念式典「JFW テキスタイルナイト（JFW Textile Night～ Anniversary of JFW JC / PTJ）」から

「JFW ジャパン・クリエーション10回直近連続出展」

「JFW ジャパン・クリエーション10回直近連続出展」9社・団体
台湾テキスタイルフェデレーション、太平洋ミンク、東京都（東京製革業産地振興協議会）、東京都（東京皮革製品展示会実行委員会）、富山県繊維協会、日本絹人繊織物工業会、八王子商工会議所繊維・ファッション部会ファッションセンター事業、Bishu Style、和歌山県製革事業協同組合