New Balance プレゼンツ「NOZOMIRAI MILE」開催。田中希実選手が出場

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ニューバランスジャパンは11月13日、東京・渋谷の水道道路特設コースとオペラ通りで行われた、公道で走る国内初の1マイルロードレース「北渋マイル/北渋 RunRun フェスタ」で、全国から集まった中学・高校陸上部の女子選手20人が契約アスリートである田中希実選手(豊田自動織機所属)に挑戦するレースイベントNew Balance プレゼンツ「NOZOMIRAI MILE(ノゾミライマイル)」を開催した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)

国内外のランニングイベントやアスリート、チームをサポートしてきたニューバランスジャパン。「NOZOMIRAI MILE」は「ジュニアアスリートなどの次世代のアスリートを支援することを目的としたレース」(同社)。中高生と田中選手はニューバランスのウエアと来年1月発売予定の最新のロードマイル用ランニングシューズ「FuelCell 5280v2(フューエルセルゴニハチゼロ)」を着用して出場した。

レースは中学生と高校生が先にスタートし、10秒後に女子1000m、1500m、3000メートルの日本記録保持者で、東京2020オリンピックでは女子1500メートルで日本人初の決勝に進出、8位入賞した田中選手がスタート。田中選手が後から追いかける形で1マイル(約1.6キロ)のコースを走ったが、田中選手は20人全員を抜き、2位と5秒差の5分10秒1で、1位でゴールした。

田中選手は「抜くときにも、みんな何とかついていこうとしてくれていたし、折り返してもなかなか先頭の背中が近づいてこなかった。みんな粘りがあって将来性を感じました。相手の背中を追いかけることはあまりないので、みんなの背中を見ながら一人ずつ抜いていくのが純粋にかけっこみたいで楽しかった」とコメント。

一方、国内初となった公道での1マイルロードレースについては、「9月に初めてニューヨークで『5thアベニューマイルレース』に参加させていただいたときに近いような感じで、とても楽しかった。『5thアベニューマイルレース』はアメリカではだれでも知っているロードレースになっているので、この大会もそういう大会にしていければと感じました。国内にはあまりこういう大会がないので、みんなで盛り上がっていけるようなレース、フルマラソンなどのほかにも趣向を変えたこのようなレースが増えていったらいいなと思って参加させていただきました」などと話した。

また、参加した中高生の中で1位(全体では田中選手に続く2位)になった選手は「一緒に走れて楽しかったし、スピードが違うと感じました。ウエアやシューズは走りやすく、シューズは軽くてよかった」。兵庫から参加した選手は「頑張ってついていこうと思って走りましたが、すごく楽しかった。ウエアは着心地がよく、シューズも軽くて、勝手に前に行ってくれました」と語った。出場した選手には田中選手のサイン色紙と、各選手が大会エントリー時に出した質問に田中選手が答えた直筆のメッセージカードがプレゼントされた。

New Balance プレゼンツ「NOZOMIRAI MILE」

「北渋マイル/北渋 RunRun フェスタ」

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