イータリーの日本旗艦店イータリー銀座店がオープン。イタリアン・グリル・レストランも。

URLをコピーしました！

イータリー・アジア・パシフィックは8月25日、東京・銀座のGINZA SIX 6階にイータリーの日本における旗艦店「イータリー銀座店（EATALY GINZA）」をオープンする。1フロアで店舗面積1091平方メートル。3つのレストランとバール、マーケットなどからなる店内には200以上のレストランメニューや1500以上のイタリア食材などが揃（そろ）っている。グランドオープンに先駆け8月23日にはプレスプレビューを行い、日本のイータリーでは初展開となるイタリアン・グリル・レストラン“ラ・グリーリア（LA GRIGLIA）”をはじめ、気軽にアペリティーボが楽しめる“ラ・ピアツェッタ（LA PIAZZETTA）”、レストランとピッツェリアが融合した“ラ・パスタ・エ・ラ・ピッツァ（LA PASTA e LA PIZZA）”、本格的なエスプレッソやカップチーノを楽しめるカフェ、イタリアンマーケットからなる店内と、銀座店限定メニューなどを紹介した。Text & Photo : Shinichi Higuchi（樋口真一）

同店は、東京都内では4店目、日本では5店舗目であり、日本国内では最大規模の店舗となるもの。季節性（Seasonality）をテーマにした店舗は、3つのレストラン、伝統的なイタリアン・カフェ、イタリア各地から高品質な食材を集めたマーケットの5エリアで構成されていて、時間帯やオケージョンなど様々なニーズに対応する。

店内のほぼ中央に位置するカウンター“ラ・ピアツェッタ”は、毎日友人や家族が集まってワインやアンティパストを楽しむイタリアの陽気な街の広場をイメージ。イタリアンカクテルやワインを片手にアペリティーボを楽しむことができるほか、小盛のパスタや焼きたてのピッツァなどもそろっていて、ランチや軽食にも利用することが出来る。

“ラ・グリーリア”は本格的なグリラーを完備し品質と焼きにこだわったイタリアン・グリル・レストラン。国内各地から取り寄せた肉や魚、季節の野菜を中心に、シンプルな食材を直火で焼き上げ、素材本来の味を生かした料理を提供する。また、ラ・グリーリア限定で提供される前菜、フレッシュパスタ、ワインリストも用意。中央通りを一望できるテラスが楽しめることもポイントになっている。

“ラ・パスタ・エ・ラ・ピッツァ”は、前菜からパスタ、ピッツァ、セコンド、ドルチェに加え、イタリア各地からインスピレーションを得たシーズナルメニューまで、本格的なイタリア料理を幅広く楽しめる、レストラン兼ピッツェリア。ピッツァ生地やフレッシュパスタは、店内で作り提供する。

エントランス付近にある“グラン・カフェ・ヴェルニャーノ（Gran Caffè Vergnano 1882）”は、本格的なエスプレッソやカップチーノを気軽に楽しむことが出来るカフェ。ジェラートやローマ生まれのマリトッツォをはじめ、イタリア各地の伝統的なドルチェや焼き菓子を提供するほか、ワインやカクテルにも合う軽食も取り揃（そろ）えている。

また、ダイニングエリアだけでなく、約1500種類の高品質な食材をイタリア各地から集めたイタリアン・マーケット“マーケット（MARKET）”も併設。パスタ、オリーブオイル、ソース類、サラミ&チーズ、ワインなど、日本初上陸の商品が約250品のほか、イタリア全20州の360種を超えるワインなどを販売する。さらに、銀座店では、「MADE in EATALY」シリーズとして、レストランの厨房で調理した手作りのテイクアウト商品や、自宅でレストランのクオリティを簡単に再現できるパスタセット「ミールキット」の販売を拡充、自宅での食事の選択肢を広げることが出来るような新しい提案も行っていく。

「高品質な食品をサステナブルに適正な価格で提供し、イタリアの多様な食文化を尊重し、ひとつの屋根の下で、食べて、食材を買って、学ぶための堅苦しくなく、自然体でシンプルな場所を作る」という創業者オスカー・ファリネッティのコンセプトの下に誕生したイータリー。
2007年にイタリア、トリノに第一号店をオープンして以来、イタリアのミラノ、ローマのほか、日本、韓国、アメリカ、ブラジル、トルコ、ドバイ、サウジアラビア、カタール、ロシア、ドイツ、スウェーデン、フランスなど世界43店舗を展開。今後もカナダのトロント、イギリスのロンドンの1号店をはじめ、アジアでも継続的な拡大を進めるなど、イタリア食文化の普及を目指している。

イータリーの日本旗艦店イータリー銀座店がオープン。イタリアン・グリル・レストランも。

関連記事