コス(COS)がきょう8日からソウルでスナーキテクチャー(Snarkitecture)との コラボレーションによるインスタレーションを一般公開

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ロンドンのファッションブランド、コス(COS)はきょう11月8日から19日、韓国・ソウルのガナアートセンターで、ニューヨークの現代アーティスト、スナーキテクチャー(Snarkitecture)との コラボレーションによるインスタレーション「LOOP」を一般公開している。

コスはアートや建築と深いつながりがあり、コスとスナーキテクチャーのコラボレーションは2015年のミラノサローネ、 ロサンゼルスでのポップアップストアに続く3度目となるもの。今回の作品では、真っ白な部屋の中を無数のガラス玉が回遊する、多感覚的でめい想的な空間をつくりあげている。

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作品は複雑に絡み合った軌跡を描く、4つの傾斜の連続がギャラリー内をカーブしながらユニークな空間を演出。5秒ごとに1ずつ放たれる10万個のガラス玉が音を立てながら回遊する。白いガラス玉はライトブルーにパウダーコーティングされたアルミニウム製の400メートルに及ぶ板を降下し、数え切れないほどのガラス玉で作られた海を作り出す。

スナーキテクチャーの創設者であるダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)は「私たちの狙いは、幻想的な空間を提供することだった。その空間に入ってすぐに理解できるものではない。今回は、プレイフルで現実の世界から隔離された空間を作ることに重点を置いた。また、新しくて訪問者に特別な影響をもたらすような環境と体験を提供することを目標にインスタレーションを作成した」とコメント。

共同設立者であるアレックス・マストネン(Alex Mustonen)は「今回で3度目となるこのプロジェクトについて思いをめぐらせていた当初から、コスというブランドの価値と感性を私たちの視点やアプローチと結びつけた作品にしたいと考えていた。この作品は私たちの共同財産であり、このプロジェクトが来場者にとって相互作用のある特別な経験になれば」としている。

また、コスのクリエイティブ・ディレクターのカリン・グスタフソン(Karin Gustafsson)は「スナーキテクチャーと再びコラボレーションすることは、私たちを鼓舞するような、クリエイティブな人たちとの長期的な交流を目指すという私たちの目標を賞賛することでもあります。私たちは彼らと印象的で影響力のある作品を手がけできました。それらを作り出すことは、私たちのクリエイションの良さを引き出してくれ、更にそこに彼らの視点を反映させるいい機会となっています」とコメントしている。

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