楽天ファッション・ウィーク東京2023秋冬(Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/W)のオープニングセレモニーが初日の3月13日、イレニサ(IRENISA)のショー終了後、渋谷ヒカリエ ヒカリエホールA ホワイエで行われた。当日は楽天ファッション・ウィーク東京のSDGsレポーター長濱ねるさんが日本ファッション・ウィーク推進機構古茂田博事務局長とともにホストとして登場した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
古茂田事務局長は「3年間新しいファッションウィークを目指してやってきましたが、ようやく春を迎え、活気が戻ってきました。今回は58ブランドの中43ブランドがフィジカルなショーを発表します。東京クリエイティブサロンと連携していろいろなイベントも行われます。これからも親しみやすいショーでありたいと思っています」とあいさつ。
長濱ねるさんは「コロナ禍を経て、デジタルとの融合や進化した部分もたくさんあると思うので、ショーの期間を楽しみたいなと思っています」と笑顔で話した。
また、スペシャルゲストとして東京ファッションアワード (TOKYO FASHION AWARD)の海外審査員である“Wooster Consultancy”クリエイティブ・ディレクターのニック・ウースター(Nick Wooster)さん、俳優の上杉柊平さん、女優でモデルの松井愛莉さんがイレニサのコレクションを着用して登壇した。
「ジャカードが好きでパッと見て惚れて、着させていただきました」というジャケットで登場した上杉さんは「すごく光栄です」。松井さんは「ショーでも女性のモデルも登場していましたが、女性も着られるというのもうれしいですし、着心地もすごくいい」とコメントした。
さらに、サルバム(sulvam)の藤田哲平さんも参加。「今回の東京はめちゃくちゃ面白いと思う。世界中のバイヤーやメディアは東京コレクションを見ています。断言できます。デザイナーは命がけでやっているので、メディアの皆さんも付き合ってもらえると、新たな1歩が踏み出せるのではないかと思っています」とエールを送った。
セレモニーの最後には、公式スポンサーである“獺祭”の鏡開きも行われた。