アレキサンダー ワンが2022年プレフォールコレクションとフォールコレクションのショーを融合させたイベントをロスアンゼルスで開催

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アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)は4月19日、ロスアンゼルスのチャイナタウンで、アジアンナイト・マーケットと2022年プレフォールコレクションとフォールコレクションのショーを融合させたイベント「フォーチュン・シティ(FORTUNE CITY)」を開催した。ロスアンゼルスのチャイナタウンにあるセントラルプラザを、一晩ジャックした今回。赤い照明で照らした広場に、中国の宴会場とコンセプト建築からインスピレーションを得たパワフルで臨場感あふれるステージで、プレフォールとフォールコレクションを合わせた50ルックを発表した。また、今回のショーは東京のRAYARD MIYASHITA PARK 内の渋谷横丁にある85機のスクリーンでライブ配信され、渋谷横丁内の中華料理店「横浜中華食市」ではランチが振る舞われた。

アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)2022年プレフォール & フォールコレクション「フォーチュン・シティ(FORTUNE CITY)」

ランウェイに戻り、2022年のプレフォールとフォールの集大成であり、ブランドの再構築であるコレクション「フォーチュン・シティ・コレクション」を発表したアレキサンダーワン。

オープニングを飾ったデニムやレザーのテーラリングは、パワーシルエットをレイヤードすることで、男性らしさと女性らしさのバランスを保ちながら、スタイルに流動性を持たせている。インディゴ、ブラウン、ブラックのカラーパレットで、デニムを解体し現代的に解釈したスーツ。重厚なハードウェアを取り除いたレザーコートやジャケットは、昼も夜も使える洗練されたレイヤリングアイテムとして提案している。

ブランドのもうひとつの柱であるニットは、ストラクチャーとボンディングを見直した。重厚なウールを縮じゅうして作ったサイクルショーツ、クロップトップ、シュラフは、従来のオーバーサイズでかさばるスタイルではなく、新鮮なシルエットに変えている。

アウターウェアは伝統的な要素を取り入れながらも、フォルムと構造に遊びを持たせている。新たに開発したストレッチ性のあるヘビーウールを使ってオーバーサイズのウールコートをボディスキミング(タイトとルースの間)のシルエットに作り替え、エッセンシャルアイテムとして着まわせるよう提案している。

ホーザリー(ストッキングやタイツ)は、アスレチックな特性を加え、ステルスレイヤリングアイテムとして新しい領域を確立。ミニボディコンドレスには、同じ素材のホーザリーに、ランジェリーのディテール、リボン、スカラップエッジ、ガーターなどの微妙なニュアンスをプラスしている。

更にブランドのもうひとつの柱であるアスレチックに敬意を表し、レザーとリッチなベルベットで表現されたラグジュアリーなトラックスーツを発表した。マラブーフェザーやフェイクファーのアクセサリーを併せロマンティシズムを表現している。

フィナーレでは、マダム・グレにインスパイアされたシルエットがランウェイを飾った。イブニングウェアにアレキサンダーワンのひねりが加わった、白いジャージー素材のガウンとセパレートは、床から軽々と浮いているように見える。

アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)2022年プレフォール & フォールコレクションLOOK

Styling: Alex Wang
Hair: Charlie Le Mindu
Makeup: Diane Kendal
Show Music: Jean Michel Derain
Nails: Nails by Mei
Casting: Anita Bitton | The Establishment
Set Design: Daphnee Lanternier
Production: Barlow and Sons
Front of House: The Lede Company Sponsors: Calirosa, Fiji Water
Runway Images: Dan Lecca
Additional Imagery: BFA , Mark Luckasavage

アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)2022年プレフォール & フォールコレクション来場VIP

Nightmarket

東京来場VIP

東京会場写真

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