フランスで始まった食育活動「味覚の一週間(LA SEMAINE DU GOUT)」®が10月15日から10月21日、日本全国各地の小学校で開催される。
「味覚の一週間」®は、料理人や生産者がボランティアで小学校を訪れ、子供たちに味の基本を教えるもの。ジャーナリストで料理評論家のジャン=リュック・プティルノー氏を中心に、 1990年、フランスで始まり、毎年16万人以上の子供が参加する国民的食育活動になっていている。日本では2011年から毎年開催されていて、昨年度は253校で開催。1万6192人の児童と341人の料理人や生産者が参加した。
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日本では9年目となる今年は、「発信する日本の味」をテーマに、島根県益田市でミカエル・ミカエリディスさん(シャトーレストラン ジョエル・ロブション 総料理長)と関谷健一朗さん(ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション 料理長)益田市の食材を使って、子供たちへの食育活動「味覚の授業」®を行うなど、和食が世界的に広がる中で、日本の食材のすばらしさを子供たちに紹介する。
また、世界中から寄せられた“ONIGIRI”のレシピを競い合う、第8回「インターナショナル ONIGIRI コンクール」なども行われる。
東京・銀座の東京ガス「Studio +G Ginza」(スタジオプラスジーギンザ) で行われた記者発表会には、磯村尚徳さんや服部幸應さん、「オテル・ドゥ・ミクニ」 オーナーシェフ三國清さん、「つきぢ田村」三代目田村隆さんらが出席。「味覚の一週間」をアピールした。
Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)