東京ファッションデザイナー協議会(CFD TOKYO)が交流会を開催。中川淳郎議長は「チャンスはたくさんある」と強調。

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東京ファッションデザイナー協議会(CFD TOKYO)は8月22日、東京・渋谷の文化ファッションインキュベーションで交流会を開催した。交流会は会員デザイナーと業界関係者の親睦を深めるため、毎年、東京ファッションデザイナー協議会の定時総会終了後に開催されているもの。

今年は、モトナリ オノ(motonari ono)の小野原誠さんやジン カトー(ZIN KATO)の加藤徹さん、モードアコテ(MODEACOTE)の安達稔さん、マリコ・コウガ(MARIKO KOHGA)の甲賀真理子さん、ミドラ(MIDDLA)の安藤大春さんなどが出席。ブランドの社長や広報担当者、業界関係者やテレビ、新聞、業界紙、Webメディアの記者や編集者などの報道関係者が参加した。また、アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)の李燦雨さんやヴィヴィアンノ スー(VIVIANO SUE)のヴィヴィアンノ スーさんなども姿を見せた。

交流会の冒頭、中川淳郎議長は「厳しい状況だが、時代が変化する中で、話を聞いてくれるところもたくさんある。いい時以上に、チャンスはころがっていると思う。面白い話があれば言ってほしいし、一緒にやりたい」と挨拶した。

昨年7月1日に議長に就任、昨年の交流会では「6年計画で考えている。最初の3年で財務体質や組織の基盤強化に取り組み、次の3年で日本を代表するファッションの組織にしたい」としていた中川議長。「最初の1年で黒字化を達成し、公益事業を行う基礎固めもできるなど、基盤はできた」としており、「今後は公益事業や東南アジアなどでの事業拡大に向けた取り組みを推進したいし、組織拡大に向けて1年かけて規約も改定し、ブランド設立間もない若手会員や学生会員の新設なども行うなど、活動や組織の枠も広げていきたい」考えだ。

1985年7月三宅一生氏を代表幹事に、川久保玲氏、松田光弘氏、森英恵氏、山本寛斎氏、山本耀司氏が幹事として参加し設立した東京ファッションデザイナー協議会。同年11月に東京ファッションデザイナー協議会主催で第1回「東京コレクション」を開催。以降、国内外のデザイナー組織や政府関係と連携を取りながら、日本を代表するデザイナー組織として活動してきた。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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