在日イタリア商工会議所(ICCJ が主催する第8回イタリア料理コンクール「グラン・コンコルソ・ディ・クチーナ2017(Gran Concorso di Cucina 2017)」の決勝戦が12月4日、東京・港区の東京ガス業務用ショールーム「厨BO!SHIODOME」で行われ、スリランカ出身のサンパット・バンダラさん(ヒルトン東京お台場)が優勝した。
同コンクールはイタリア政府により世界中で行われている「世界イタリア料理週間」の公式プロジェクト。日本国籍以外のシェフが優勝したのは初めて。優勝したサンパット・バンダラさんにはアリタリア-イタリア航空からイタリア往復航空券が贈られる。
決勝進出者8名のトップとなったサンパット・バンダラさんは31歳。サンパット・バンダラさんは「とれも幸せな気分です。多くの才能にあふれた日本人シェフの間で勝てるなんて、いまだに信じられません。決勝戦メニューは、とてもシンプルなメニューです。バリラのリングイネであったり、イタリアのエキストラバージン・オリーブオイル、築地市場で自ら選んだロブスターとチェリートマト、この食材を組み合わせて今回のメニューができました」とコメントしている。
また、高瀬 智之さん(リストランテ マキャベリ / 東京)が第2位、櫛田 賢市さん(びわ湖大津プリンスホテル レイクビューダイニング ビオナ / 滋賀)が第3位を、それぞれ受賞。
バリラジャパンによるバリラ賞は横山浩平さん(IL NESSO / 神奈川)、ジャーナリスト賞は櫛田賢市さん(びわ湖大津プリンスホテル レイクビューダイニング ビオナ / 滋賀)に決まった。
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