ユミカツラ(YUMI KATSURA)が上海ニュークチュールウィークに招待され、オートクチュールコレクションを披露

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ユミカツラ(YUMI KATSURA)は上海インターナショナルファッション連合会(The Shanghai International Fashion Federation=略称SHIFF)が主催する「上海ニュークチュールウィーク(The Shanghai New Couture Week)」に招待され、11月17日、上海Bund22で開催されたでオートクチュールコレクションを発表した。

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上海インターナショナルファッション連合会は、2004年8月に設立された団体で、上海のファッション協会、アパレル、ファッション研究所、デザイナーなどが加盟。現在、メンバーはアパレル関係の企業だけでなく、メークアップ、ジュエリー、デザイン、ファッションメディア、教育、広告、モデルまで広がっていて、上海市や中国の国内アパレルの国際化のために重要な役割を果たしている。また、上海ニュークチュールウィークは2014年にスタート。中国国内のデザイナーに加えて、世界で注目される外国人デザイナーのコレクションを開催している。

コレクションでは、東洋と西洋の融合をテーマに、和紙を使い、「琳派」のイメージを表現したドレス、伊藤若冲の代表作「群鶏図」をアレンジした男女のペアルックや若冲の「白鳳」からインスパイアされた三位一体の和紙ドレス、4メートルのロングトレーンに1枚1枚刺しゅうした羽を143枚施した西陣織のウエディングドレスなど、オートクチュール30点を紹介。 日本の友禅、西陣織、和紙ドレスには大きな拍手が寄せられた。

桂由美さんは「北京で中国初のブライダルファッションショーを開催して今年で30年。当時はショー後の記者会見で『すばらしいウエディングドレスを見せてもらったが、我が国では白は喪服の色であり、悠久3000年、結婚衣装は赤。あなたも赤いドレスを提案したらどうですか』と言われましたが、その後、白のウエディングドレスと赤のチャイニーズドレスを着ることが主流になりました。中国のウエディングドレスは日進月歩、その変化は目を見張るものがありますが、現在は欧米ファッションの焼き直しのようなものがほとんど。中国独自のブライダルファッションが生まれるにはまだ数年かかるでしょう。そこで、今回はユミカツラ独自のテクニックを駆使したものを選びましたが、また、今回ショーを開催したBund22はオートクチュールビルと呼ばれていますが、ユミカツラのショップも間もなくオープンします。セクシーすぎず、ほどよいロマンティックさを保った展開をしていきたいと思っています」などとコメント。

また、上海インターナショナルファッション連合会のイングリッド・イン(Ingrid Yin)事務総長は「十数年前、北京でコレクションを見て、強い感銘を受けたが、今回のコレクションはゴージャスで気品高く、気迫に満ちていて、感銘を新たにした。桂由美さんのデザインは教科書のようなもの。中国のオートクチュールのデザイナーも影響を受けている」。上海Bund22のミッシェル・リー(Michelle Lee)社長は「桂由美さんはウェディングドレスの女王として国際的に有名。Bund22が彼女のウェディングドレスなどのコレクションを紹介できることを誇りに思います」としている。

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