matohuとハウス@ミキリハッシンがコラボレーション「おうちの室礼 matohu×ハウス@ミキハッシン」

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2店舗連動特別コラボイベント「おうちの室礼(しつらい) matohu×ハウス@ミキリハッシン」が6月17日から7月2日まで、matohu表参道本店とハウス@ミキリハッシンの両店で開催されている。前日の昨日16日にはレセプションパーティを行い、店内を公開した。

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「室礼」とは来客や季節の節目におもてなしの心を込めて部屋を飾ることを意味する言葉。今回のイベントはまとふのデザイナーとセレクトショップ、ハウス@ミキリハッシンが、徒歩5分の距離にあるお互いのショップに出向いて、ショップを特別にしつらえている。

期間中は、まとふのデザイナーが提案するジャージー素材のセットアップと、ハウス@ミキリハッシンのkori-showのアイテムにまとふのテキスタイルを乗せた畳クッションなど、特別コラボレーション商品も数量限定で販売している。また、室礼が変わる1週間ごとに、それぞれの店舗で商品を買うとスタンプが押され、4つ揃(そろ)うとノベルティグッズをプレゼントするスタンプラリーも行っている。

まとふの堀畑裕之と関口真希子は「若い男性を中心に、共通するお客様も多いので、お互いのお店を交換してみた。ハウス@ミキリハッシンにはmatohu表参道本店の静ひつな空間の余白を使ってしつらえてもらい、私たちは床の間を飾り、まとふがこれまでに発表したコレクションのアーカイブ作品を販売している。回遊してもらえるようにスタンプラリーを行い、いつも新鮮に見えるように、室礼も1週間ごとに変えることにした」。ハウス@ミキリハッシン 山口壮大は「まとふの服は以前から販売していたが、表参道本店では、まとふのクラシックなアプローチに対して、ストリートをイメージしパイプ椅子を置き、ジャージーを使うことで今っぽさを出した」と話した。

1周年を記念した美術作家・深堀隆介×まとふ「天魚の羽衣」展を始め、ロンドンを拠点に活動する播安芸子の日本で初めての個展となった「播安芸子百鬼夜行展」など、様々な作家とコラボレーションを行ってきたまとふ。ブームと言えるほど様々なコラボレーションが行われ、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が日本と日本の伝統からインスパイアされたプレコレクション日本で発表する現在。matohu×ハウス@ミキハッシンは海外からはどう見えるのだろう。

また、80年代のスタッフユニフォームが復刻される中で、ハウス@ミキリハッシンで販売されている、まとふの復刻ではない、織部のグラデーションブラウスや見立てで発表したタイル柄のジャケット、あはいのジャカードパンツなど、過去のコレクションの中で保管していた服を買うことができるという、本物のアーカイブコレクションも新鮮だ。そこに置かれたアーカイブコレクションは、時を超えたまとふブランドそのものでありながら、得意技やアイコンを打ち出すトレンドでもあり、ストリート的な要素とのコラボレーションは違うことへの挑戦にも見える。次回10月の2018年春夏コレクションも今から楽しみだ。

matohu表参道本店
東京都渋谷区神宮前5の9の25
11:00から20:00

ハウス@ミキリハッシン
東京都渋谷区神宮前5の42の1
12:00から21:00
定休日水曜日

Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor(樋口真一)

matohu表参道本店 ハウス@ミキリハッシン

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