髙田賢三の専属料理人だった中山豊光シェフのレストラン「レストラン トヨ(RESTAURANT TOYO)」が「東京ミッドタウン日比谷」に出店。

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三井不動産が来年3月29日にオープンする「東京ミッドタウン日比谷」3階に、髙田賢三の専属料理人だった中山豊光シェフのレストラン「レストラン トヨ(RESTAURANT TOYO)」が出店する。パリ以外では初めての出店となる。

今年1月に設立された、TOYO JAPAN株式会社(RESTAURANT TOYO PARIS日本法人)が展開する「レストラン トヨ」。神戸のフランス料理店「ジャン・ムーラン」で修行を重ね、1994年に渡仏。フランスで料理人として働いた後、パリの本格的な日本料理店「伊勢」で働いているときに、「伊勢」の常連だったファッションデザイナー髙田賢三氏に認められ、髙田氏の専属料理人となった中山豊光シェフが2009年、パリにオープンしたレストラン。

店名はファーストネームから命名したもので、レストランの入り口には、髙田氏自らが描いた中山シェフの肖像画が飾られている。「レストラン トヨ」はフレンチの影響を受けた和食をフレンチスタイルで提供。素材は宝石をコンセプトに、鮮度や旬にこだわった料理は、新鮮な食材を使った上品な味付け。懐石料理のように、1つ1つ丁寧に繊細に創られる料理は、1皿が少量で、品数多く楽しめるということから、女性やファッション業界の関係者からも人気が高く、パリや海外のメディアにも取り上げられ、予約が取りづらい名店として注目を集めている。

中山シェフは、「パリにオープンして、9年目。いつかは、日本にレストランをオープンしたいという僕の夢が実現しました。僕にとって料理とは自身の表現方法の1つでもある訳ですが、食べていただくというお客様の気持ちを大切に、そしてお客さまに対する感謝の気持ちを持って、料理と向き合っています。食していただくことで、目で味わい、口で触れ、五感で楽しむ。心が躍るようなそして笑顔になれる逸品を目指しています。僕はお料理を楽しんでいただくための提案者であり、サポート役でもあるのかもしれません。日本が誇る食文化とヨーロッパの食文化の融合、そして人と人、作り手と食べていただくお客様とのペアリング。お料理は、国や伝統・文化の時空を超えて、未来につなげる絆(きずな)でもあると考えます。普遍的な美しさと創造性をこれからも大切にし、自身も含めこれからの次世代の料理人にも夢を与えることができたらと思います」としている。

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