長野剛識がデザインするセヴシグ（SEVESKIG）は7月4日、韓国・ソウルで2026年春夏コレクションを発表した。テーマは「MEMORIES」。Photos: Courtesy of SEVESKIG
ブランドとして初の海外ランウェイショーとなる今回。デザイナーの長野剛識が15～16歳の頃に体験した記憶をもとに、ストリートカルチャーの熱気を再構築した。
1995年から1996年にかけて隆盛を極めたスケートボードやヒップホップ、ミクスチャーロックといったカルチャーを背景に、個人的な原体験をコレクションに反映。アロハシャツには、出身地の大分県での記憶がイラストとして描かれており、ガレリア竹町商店街や別府公園での友人とのエピソードが盛り込まれている。
今回のショーでは、2025年に公開30周年を迎える大友克洋総監督のアニメ映画『MEMORIES』とのコラボレーションも実施。「大砲の街」に登場する少年の装いに着想を得たカーキのミリタリー風セットアップや、同素材のボディーバッグなどが登場した。
セヴシグ（SEVESKIG）2026年春夏コレクション
