ズッカ(ZUCCa)2026年春夏コレクション「NEW WORK」掲げ新しい日常着を提案 馬場賢吾の初コレクション

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馬場賢吾がデザインするズッカ(ZUCCa)は2025年11月19日、東京・江東区のエイ・ネット新大橋オフィスで2026年春夏コレクションを発表した。馬場がデザイナー就任後初めて手がけるコレクションとなった今回。「NEW WORK(ニューワーク)」をキーワードに、現代の働き方や生活の価値観を背景に日常着としてのワークウェアを再解釈した。Photos: Courtesy of ZUCCa

コレクションでは、働くことと生きることを結びつけた新しい日常着を提示した。機能性を備えながら心地よく着られる服を目指し、実用性と美しさ、遊び心をあわせ持つ装いを提案する。ブランドがこれまで培ってきた「日常に根ざしたユーモアのあるデザイン」を基盤に、これからの時代の生活や装いを見据えたコレクションとなった。

色使いでは、フレンチワークの象徴でもある「ブルー・ド・トラヴァイユ」に着想を得てブルーをキーカラーに採用。ワークウェアを象徴する色を現代の感覚で解釈し、新しいワークウェアとしての表現に落とし込んだ。

素材面では、日本各地の素材産地の技術を活かした生地を使用。軽さや伸縮性、イージーケア性など、現代の生活に求められる機能性を備えた素材を用い、着心地の良さと実用性を兼ね備えた服づくりを進めた。産地の技術とクラフトを融合させた丁寧なものづくりにより、日常に寄り添うプロダクトを提案する。

プリントでは生命力や人の強さをテーマに掲げた。野生に咲く花をモチーフにしたワイルドフラワー柄などを取り入れ、人の持つ力強さやエネルギーを表現。1970年代のヒッピー文化に見られる自由な精神や生命力もインスピレーション源となっている。

ショーはエイ・ネット新大橋オフィスで開催した。ここはエイ・ネット、そしてズッカにとっての原点ともいえる場所で、新体制となったブランドのスタートを象徴する会場として選ばれた。演出では螺旋状の動線を取り入れ、モデルが歩くことで服をさまざまな角度から見ることができる構成とした。

馬場は囲み取材で今回のコレクションについて、「ライフスタイルすべてがワークではないかと捉えた」と説明。「フレンチワークのブルー・ド・トラヴァイユはワークを象徴する存在。その解釈を現代の感覚で提案した」と語った。また服づくりについては「軽くて伸縮性があり、イージーケアであることは現代の服づくりでは重要」とし、日本各地の素材産地と協働したものづくりを重視しているとした。さらにブランドについて「ズッカは普段着=ワークという軸があるブランド」と述べ、「まずは袖を通してもらい、毎日着てもらえる服にしたい」と語った。今後については世界を見据えたクリエーションにも意欲を示した。

ズッカ(ZUCCa)2026年春夏コレクションLOOK

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