「やっぱり、コットンは皆さん大好きな素材だと思うので、たくさん取り入れてほしい。コットンは自分に優しくなれる素材ですね」と言う藤田ニコルさん。「コットン アワード 2024(COTTON AWARD 2024)」の授与式が東京・目黒のホテル雅叙園で行われ、藤田ニコルさんが登場した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
「コットン アワード」はコットンの持つ優しさ、さわやかさ、華やかさ、ナチュラルさなどのイメージにふさわしい著名人に贈られるもの。毎年5月に開催される「コットンの日」記念イベントの中で、授与式を行っている。
小学生でモデルとしてデビューし、現在はモデルだけでなく、CMやテレビ番組の出演など、活躍の場を広げている藤田さん。また、アパレルブランド「カルナムール(CALNAMUR)」のディレクションや、カラーコンタクトレンズ、コスメのプロデュース、 パーソナルトレーニングジムの経営など、ビジネスでも活躍している。
いつもそのままのナチュラルなキャラクターや多彩な才能が、自然で様々なシーンで活躍をするコットンのイメージにふさわしいということから、今回「コットン アワード 2024」に選ばれた。藤田さんには日本紡績協会の竹内郁夫会長(東洋紡社長)からオーナメントが贈られた。
コットン素材を使った白のワンピースで登場した藤田さんは「とてもうれしいです。お洋服に関わるお仕事をしているので、選ばれてすごく光栄な気持ちです。ありがとうございます。(今日のワンピースは)コットンイコール白のイメージが私的には大きいので、ちょっとかわいらしい ピュアな感じで少女感を出してみました」と笑顔。
「コットンで思いつくのは、やっぱりTシャツだったり、デニムだったり。メイクも好きなので、コスメ関係ではコットンパックもよくしますね。毎日の生活のどこかにコットン素材はあると思うので、すごく身近な存在です。私は家に帰ったらすぐTシャツに着替えるんです。 おしゃれしてる中にもコットン素材は入ってますけど、お家に帰ったら、やっぱりリラックスしたいので、動きやすいTシャツで過ごしています」と喜びを語った。
また、ディレクションしている「カルナムール」について聞かれると「芸能人がブランドをやってるから名前貸しでしょうと言われることも多いんですけど、全部自分でやっています。スタッフももちろんいるんですけど、お洋服も素材から決めることも多いです。今、ちょうど夏のお洋服が出てるころですが、コットン素材が使われているお洋服たちだらけです。私はストレスが溜(た)まるのがすごく嫌いで、ストレスフリーな服作りも心がけてますから、コットンは欠かせない素材です」と話した。