デサントジャパンは4月3日、東京オフィスで入社式を開催した。本年度の新入社員は、総合職9人、セールスコーディネーター15人の、計24人。
小川典利大社長からは新入社員に「皆さんご入社おめでとうございます。皆さんが就職活動を始めた昨年、そして社会人となったこの2023年は、北京オリンピックに始まり、サッカーワールドカップ、そして先日、日本が優勝という形で終わったワールドベースボールクラシックと、我々スポーツ業界にとっての大きなイベントが目白押しでした。北京オリンピックにおいては、『デサント』のウェアを着用したメダリストは世界各国で30名以上にのぼり、更に7月からの世界水泳選手権においても、我々の『アリーナ』の水着を着用した選手の活躍が期待されます。皆さんが学生の最後の1年、そして社会人最初の1年はこのような世界的なイベントで、日本人をはじめ、当社のウェアを着用した多くの選手が活躍をしているということを心に残しておいてください。本日、私からはメッセージとして『力』という言葉を送ります。1つ目の力は、皆さんが持つ『底力』『忍耐力』です。コロナ禍を乗り越えて学業を修め、就職活動を行い、今日を迎えたことがその証です。2つ目は、仕事は1人ではできませんので、チームワークを大切にし、『和の力』を高めて欲しいということです。3つ目は我々、スポーツ企業が携わるスポーツが持つ『活力』です。『活力』でデサントだけでなく業界もともに盛り上げていきましょう。次に、皆さんがデサントに入社するにあたり、大切にしてほしいこととして『創造』『調和』『挑戦』『誠実』の4つの創業の精神についてお話します。デサントはモノづくりに長けている会社です。自分がどういう職種に就くとしても、モノづくりというものには必ず興味を持ってください。『創造』の精神です。2つ目に、研修の中で、当社の成長のカギである『Direct To Consumer』ビジネスの重要性を知ってもらうため、お店に立って接客をしてもらいます。我々はモノを作ってお客様に買っていただくということが何より重要ですので、『調和』の精神を実現し、店頭に立った際にお客様と対話することを重要視してください。3つ目に、『挑戦』の精神を持ち、社会人として新しいことを自分に課題として、宿題として与えてみてください。そして4つ目に、常に心の中には感謝の気持ちを持っていて欲しいと思います。皆さんがここまで成長してきたことに対して、そして社会人になってからも、お客様やお取引先様、先輩や上司に、感謝の気持ちを忘れずにいてください。これが『誠実』の精神です。本当にこの24名の仲間が入ってきてくれたことを嬉しく思います。一緒に頑張っていきましょう」というメッセージが送られた。
