A-POC ABLE ISSEY MIYAKEから「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE 」の新シリーズが発売

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イッセイ ミヤケは「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」のプロジェクトTADANORI YOKOO ISSEY MIYAKEの新シリーズ「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE 3」を発売する。東洲斎写楽の役者絵をモチーフに、横尾氏が意図的な版ズレを強調したもの。衣服になるとき、その型紙も一緒にズレたかのような柄で制作されたユーモラスなブルゾンが、10柄のラインアップで登場。11月15日からエイポック エイブル イッセイ ミヤケ青山、エイポック エイブル イッセイ ミヤケ京都、イッセイ ミヤケ仙波、イッセイ ミヤケ丸の内で販売する。

「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE 3」では、横尾氏による木版画 “摺(す)れ摺れ草 – slip off slip” を着て楽しむことができる、男女兼用のブルゾンを展開する。ブルゾンは、それぞれのパーツの端にアクセントのような色を配置。「ズレ」を強調した横尾氏の作品を衣服として再構築するにあたり、ブルゾンの型紙(パターン)もズレているかのように表現している。様々な色彩の組み合わせを楽しめる全10柄を展開する。サイズは2サイズ。価格は19万8,000(税込)。数量限定商品のため、ひとつひとつのアイテムのタグにエディションナンバーが織り込まれている。

左から#い 芸者姿の二代目瀬川富三郎、#ろ 初代中山富三郎の松下造酒之進娘宮ぎの

左から#は 三代目大谷鬼次の江戸兵衛、#に 三代目坂田半五郎の藤川水右衛門

左から#ほ 二代目瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木と中村万世の腰元若草、#へ 八代目森田勘弥の駕かき鶯の次郎作

左から#と 三代目坂東彦三郎の鷺坂左内、#ち 三代目佐野川市松の祇園町の白人おなよと市川富右衛門の蟹坂藤馬

左から#り 三代目佐野川市松の祇園町の白人おなよ、#ぬ 二代目沢村淀五郎の川蓮法眼と初代板東善次の鬼佐渡坊

TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE 3 LOOK

「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」

宮前義之が率いるデザインチームによる「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」は、三宅一生が1998年にスタートしたエイポック(A-POC)のものづくりや、服づくりのプロセスを変革し、着る人が参加する新しいデザインを継承し、更に発展させていくために、2021年3月にスタートしたブランド。エイブルという言葉には、異分野や異業種との新たな出会いから、エイポックの可能性を更に引き出したいという思いが込められている。

TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE

TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKEは、常に変化を続けることで時代を引っ張ってきた横尾忠則氏の作品のあふれるエネルギーを取り入れ、衣服の更なる可能性を追求、絵を観るよろこびと服を着るたのしみの両方を備えた服を提案するため、2020年10月にスタートした特別なプロジェクト。「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ」のスタートにより、2021年より同ブランドから発信されるプロジェクトとなった。

「版ズレ」

版ズレとは、版画制作のプロセスの中で色の版が原画とズレてしまう現象のことで、ズレた部分には計画されていなかった色が現れる。本来であれば失敗と捉えられる版ズレだが、横尾氏は自身が画家になる前に勤めていた印刷所で、試し刷り中に重ねられる偶発的なイメージに魅力を見出した。

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