ケンゾー(KENZO)は4月2日、限定ストアとKENZO.COMでアーティスティック ディレクターのNIGO®が手掛ける2022年春夏限定カプセルコレクションを発売した。
今年1月にはパリでNIGO®によるケンゾーとしては初のコレクションとなる、2022/2023年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションショーを行ったケンゾー。今回発売するのは、昨年9月にアーティスティックディレクターとして任命されたNIGO®の手掛けるケンゾーとしては初のデザインとなるドロップシリーズ(限定カプセルコレクション)の第三弾となるもの。
ケンゾー2022年春夏限定カプセルコレクション第三弾はデニムが中心
3つ目のカプセルコレクションはデニムを中心に展開。NIGO®自身のデザインの伝統の中でも重要な要素であるジャパニーズデニムと、彼がメゾン着任に伴い手掛けたKENZO BOKE FLOWERとを組み合わせ再解釈させている。
ジェンダーレスなデザイン。ボケの花のロゴを刺しゅう
ウィメンズ8型、メンズ7型からなるデニムコレクションはジェンダーレスなデザインが特徴。デニムブルゾンの裏側にはボケの花のロゴが刺しゅうされ、長めのデニムジャケットのポケット、パンツや膝丈スカートにも同様に施されている。
オーバーサイズのシャツ、Tシャツ、リラックスシルエットのTシャツにはパッチポケットディティールが付いている。全て本物のデニムのブルーカラーにグレーやホワイトのニュアンスを備えていることもポイントになっている。
再活性するケンゾーブランドの先駆けとなる2022年春夏カプセルコレクションはメゾンにおけるNIGO®の根底にある哲学、過去の知恵にひもづいた未来に向けた真のワードローブを体現するものであり、それぞれの限定カプセルコレクションは創始者である髙田賢三さんへの敬意を表し、自然の要素を主軸として展開。動植物モチーフの形状や機能を拡張し、日本的な感性をシンボルや感情の記号表現として落とし込んでいる。