52回モード・イン・フランス展閉幕。ロシア情勢の影響などで5ブランドのサンプルが間に合わず

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52回モード・イン・フランス

「52回モード・イン・フランス(Mode in France)展」2022/2023年年秋冬コレクションが3月15日から3月17日の3日間、東京・渋谷のEBIS 303イベントスペース3階で開催された。18ブランドが出展を予定していたが、ロシアのウクライナ侵攻の影響や悪天候などで、アケザ(AKHESA)、シュマン・ブラン(CHEMINS BLANCS)、ルー・アンドレア(LOU ANDREA)、メゾン・レネール(MAISON LENER)、メゾン・ペレッシモ(MAISON PELLESSIMO)の5ブランドのサンプル到着が遅れ、会期中の展示に間に合わなかった。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)

フランス婦人プレタポルテ連盟(Fédération Française du Prêt à Porter Féminin)が主催するモード・イン・フランス展は、日本でフランスの最新コレクションを紹介するもの。新型コロナウィルス感染症の影響で今回もフランスの出展者は来日出来なかったが、実際にコレクションを手に取り、各ブースの通訳を介してその場で発注することが出来る。また、出展ブランドとオンラインでの商談にも対応している。会場を東京・渋谷のベルサール渋谷ファーストからEBIS 303に移して初めての開催となった今回。レディースやアクセサリーに加えて、ここ数シーズン参加していなかったメンズブランドの出展を再開するなど、新しい取り組みも予定していた。

しかし、オミクロン株まん延による飛行機の減便に加えて、ロシアのウクライナ侵攻の影響によって、当初予定していた直行便がキャンセルになったこと、経由地イスタンブールでの積み残しや大雪などの悪天候などが重なったことなどから、サンプルの到着が遅れた。このため、会場のブースを予定通り設置していたものの、会期中に展示することは出来なかった。

また、当初は最終日翌日の3月18日に同会場のロビーでサンプルの到着が遅れた5ブランドのみ展示することで対応しようとしていたが、サンプルの到着が予想以上に遅れたため、18日の追加開催も中止となった。

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