ウジョー(Ujoh)2022年春夏コレクション〇2022年春夏パリコレクション日本人デザイナー

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ウジョー(Ujoh)は、2022年春夏パリコレクション3日目の9月29日、パリファッションウィークオンライン公式サイトで、2022年春夏コレクションを発表した。

ウジョー(Ujoh)2022年春夏コレクションのテーマは「美しい線が生む日常のモダン」

「美しい線が生む日常のモダン」をテーマに、着る人の体の動きに呼応して動く颯爽(さっそう)とした布の動きにフォーカスした今シーズン。ダイナミックなカーブを縁取りする端正なフレアの布の動きと、布地をより自由に開放するスリットの作り、グラフィカルに切り込んだカーブで表情を生み出す奥行きのあるレイヤードなどを日常の装いに忍ばせ、心に差し響く美しい線を生む思いを込めたコレクションを提案した。

心に差し響く美しい線

同ブランドは今回のコレクションについて、「体と布の造形の2つの関わりで生まれる美しい線とは、体を誇張することではなく、着る人の体の動きに呼応して動く颯爽とした布の動きそのもので、新しい感情を呼び起こし、軽やかと心地よさをもたらしてくれる。ダイナミックなカーブを縁取りする端正なフレアの布の動きと布地をより自由に開放するスリットの作りや、グラフィカルに切り込んだカーブで表情を生み出す奥行きのあるレイヤードなど、日常の装いに忍ばせ、心に差し響く美しい線を生む思いを込めた。特徴的な素材としては、モスグリーン色のピンストライプサマーウールやタイル柄のような幾何学模様をボーラー刺しゅうで表現したバックサテンアムンゼンを採用。プリントは先シーズンよりコラボレーションしているペイントアーティストの佐々木香菜子によるもの。カッティングとの調和を計算しつつ、無垢な筆の躍動感と色の重なりが生む力強さを表現した柄や筆の走りと図形で構成した抽象表現の柄を作り上げた。SDGsを意識したリサイクルポリエステルを使用したハイゲージダンボールニットは、今季も意識的にコレクションに加えている」としている。

STAFF
CREATIVE DIRECTOR:AKIYOSHI INOMATA (KuRoKo)
DIRECTOR:YUKI HIRANO(dessert company)
COMPOSER:SETSUYA KUROTAKI
PHOTOGRAPHER:KODAI IKEMITSU
ART DIRECTOR:AYUMI TSUCHIDA(Bangal Dawson)
LOCATION :ART BIOTOP

佐々木香菜子(ペイントアーティスト) https://www.sasakikanako.com

ウジョー(Ujoh)ブランドプロフィール

パタンナーとしての目で選び抜く線と量感からうまれる自由な創作を軸に洗練したブランドの世界を独創的に提案していく。本質的なテーラーリングや大胆なカッティングなど布の理にかなったデザインを創出する。

ウジョー(Ujoh)デザイナープロフィール

西崎暢(Mitsuru Nishizaki)
ワイズ(Y’s)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto) のパタンナーとして 7 年間勤務後、2009 年にウジョー (UJOH)を設立。2015年にはミラノファッションウィーク主催者の CAMERA DELLA MODA が若手デザイナーをフィーチャーした展示会「FASHION HAB MARKET」 に招聘され出展。同年VOGUE ITALY が主催するスカウトコンテスト「Who is on next? Dubai 」にファイナリストとして招聘され参加。また、同年にはジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)が、若手デザイナーをサポートするプログラムの支援を受けミラノファッションウィークにも参加。2017-19年にはミラノファッションウィークに参加。2020年からパリファッションウィーク期間中にショーを開催している。

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