ディーベック(D-VEC)とミュベール(MUVEIL)のコラボレーション記念トークショーが開催。ミュベールの中山路子さんは「女性らしいドレスまで広げられれば」

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グローブライドは5月31日、表参道ヒルズのディーベック トウキョウ エクスクルーシブ (D-VEC TOKYO EXCLUSIVE)で、「ディーベック(D-VEC)×ミュベール(MUVEIL) コラボレーション記念トークショー」を開催した。

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今回のトークショーは、同社が展開するディーベックとミュベールとのコラボレーションによる折りたたみ傘とアンブレラバッグのセットが6月1日、数量限定で発売されるのを機に行われたもの。トークショーには、ミュベールのデザイナー中山路子さんとディーベックを展開するグローブライドの小林謙一氏、伊藤忠ファッションシステムが運営するifs未来研究所所長の川島蓉子さんが登場した。

アマゾン ファッション ウィーク東京でコレクションを発表したこともある、ディーベックが展開している折りたたみ傘を知った川島さんが「すばらしい傘なので、コラボレーションしたらおもしろくなるのでは」と考え、中山さんに依頼したことから実現したという今回のコラボレーション。

小林氏は「釣りをする時にも快適なアパレルを作ってきたが、ディーベックはゲリラ豪雨や猛暑が増えている中で都会の皆さんにも機能性があり、快適なものを提供したいということで発足したブランド。今回の傘は釣り竿のカーボンファイバーでできているため非常に軽く、機能的だがデザイン面では課題があった」と説明。

川島さんは「シンプルすぎてチャーミングさや色気があってもいいと思った。そこで真っ先に思い浮かんだのが中山さん。傘の柄を変える前に何か一緒に出来ないかと思い、考えたのが傘袋でした。デザインだけでなく、女性の気持ちに立った、使い勝手のいいデザインを考えてくれたことが嬉しかったし、ロゴとパールもミュベールらしい」とした上で「雨が降るかどうかわからないときに持っておきたい最適なものができた。最初のお見合いはうまくいったと思います」とコメントした。

中山さんは今回のコラボレーションとデザインについて「初めて見た時は男性らしいなと思いました。軽くて、こんな傘だったら私も持ちたいなとは思ったのですが、もっとキュンとするものにしたいと思い、かわいらしい柄とミュベール独特な色を付けてみました。傘はもちろん、傘が濡れていないときには冷たいペットボトルを入れてもいいようにしました。昔からミュベールの定番として考えてきた花柄のレオパードで、ミュベールのアイコンのひとつであるパールも持ち手に付け、バッグの持ち手などに掛けても持ち手自体がアクセサリーになります。大きいバッグに入れてもハンドルがアクセントになってシンプルなバッグに華やぎを加えられると思います」などと話した。

また、「当社は釣りやゴルフなど、男性的な企業文化があるので、女性の目線を取り入れることができなかったが、機能性と華やかなファッション性を兼ね備えたものの第一弾といえるものができた」という小林氏に、中山さんは「ディーベックは釣りというハードな環境の中でも耐えられる品質を研究しています。その機能とファッション性を合わせれば無敵だなと感じています。今後は女性らしいドレスまで広げられれば楽しそうだと思っています」などと語った。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

 

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