六本木アートナイト 2018でソマルタの廣川玉枝と湯浅永麻、脇田玲によるダンスパフォーマンス「XHIASMA-キアスマ」が開催

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闇に浮かぶ身体と、光の交差で新たな視点を共有するダンスパフォーマンス。ソマルタ(SOMARTA)の廣川玉枝が企画・コンセプトから演出、衣裳までを手掛けたコラボダンスパフォーマンス、廣川玉枝×湯浅永麻×脇田玲「XHIASMA-キアスマ」が5月27日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた。「六本木アートナイト 2018」のスペシャルプログラムとして開催されたもの。

「XHIASMA」とは、「減数分裂の前期後半から中期にかけて、相同染色体が互いに接着する際の数か所の接着点のうち、染色体の交換が起こった部位。 X 字形を示す」の意。企画・演出・コンセプトを廣川とサイエンティスト脇田玲が手掛け、廣川による衣裳を纏(まと)ったダンサー・振付家の湯浅永麻が深夜のミッドタウン・ガーデンテラス地下1階で、一夜限りの実験的で、特別なパフォーマンスを披露した。

9回目を迎えた「六本木アートナイト」はコアタイムが日没から夜明けまでという六本木らしいスタイルで、アートファン以外にも受け入れられている、六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴。

廣川玉枝 Tamae HIROKAWA
ファッションデザイナー。 イッセイミヤケを経て、2006年ファッション、グラフィック、サウンド、ビジュアルデザインを手掛ける「SOMA DESIGN」を設立。同時にブランド「SOMARTA」を立ち上げ東京コレクションに参加。第25回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。単独個展「廣川玉枝展 身体の系譜」の他Canon「NEOREAL」展、TOYOTA 「iQ×SOMARTA MICROCOSMOS」展、YAMAHA MOTOR DESIGN 「02Gen-Taurs」など企業コラボレーション作品を多数手がける。2017年 SOMARTAのシグニチャーアイテム”Skin Series”がMoMAに収蔵され話題を呼ぶ。
www.somarta.jp

湯浅永麻 Ema YUASA
ダンサー・振付家。ネザーランドダンスシアターに11年間所属し、数々の有名振付家の作品を世界各国で公演。その後フリーとなり、マッツ・エック版『Juliet&Romeo』ジュリエット役、サシャ・ヴァルツ『Körper』等にゲスト出演。弦楽四重奏団Kronos Quartet、現代美術家/ピアニストの向井山朋子や、能楽師の安田登など多様なアーティストとコラボレーションし、好評を得る。渡辺れい・小㞍健太と共同でOptoとして活動、シディ・ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMANにも所属し、世界各国で公演している。2018年は、向井山朋子の新作『雅歌(GAKA)』への出演(6月オランダ/7月高知、東京・神津島)、12月にOpto公演
(埼玉)を予定している。

脇田玲 Akira WAKITA
アーティスト・サイエンティスト。2014年より慶応義塾大学環境情報学部教授。流体力学や熱力学に基づく独自ソフトウェアを開発し、科学と美術を横断する映像表現に注力。日産LEAFと一体化した映像作品「NEW SYNERGETICS –NISSAN LEAF X AKIRA WAKITA」(2017)、スーパーコンピュータを用いた海流映像「海洋大循環シミュレーション」(日本科学未来館)など、アート&サイエンスをキーワードにコラボレーションを展開。2016年に開始した音楽家小室哲哉とのオーディオ・ビジュアル・プロジェクトではArs Electronica Festivalでの8K展示、MUTEK/Redbull Music Festivalでのライブ・パフォーマンスが話題を集めた。
akirawakita.com

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