フランス婦人プレタポルテ連盟が第45回モード・イン・フランスの概要発表。2020年春夏までにメンズも強化

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フランス婦人プレタポルテ連盟(Fédération Française du Prêt à Porter Féminin)は7月25日から27日、東京・渋谷のベルサール渋谷ファーストで開催する「第45回モード・イン・フランス(Mode in France)展」2019年春夏コレクションの出展社の概要と今後の方針を発表した。

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モード・イン・フランスは、パリで開催される合同展示会に先駆けて、日本で最新コレクションを紹介するもの。フランス37社をはじめ、イギリス3社、インド1社、アメリカ1社、ポルトガル1社の計43社、49ブランドが出展。プレタポルテ(28ブランド)、コスチュームジュエリー・アクセサリー(9ブランド)、バッグ、ストール、靴、帽子、傘などの服飾雑貨(12ブランド)の2019年春夏コレクションを紹介する。

前回好評だった「エスパス・ラベル」ゾーンは今回も継続。初参加の2ブランドを含むフランスの7ブランドが出展する。

また、今回も「エスパス・ラベル」ゾーンにリュー・ベガンが出展するが、フランス婦人プレタポルテ連盟では、今後は来年2019年7月の展示会までにメンズブランドの出展を強化することで、モード・イン・フランス展を更に発展させたい考えだ。

Text :Shinichi Higuchi (樋口真一)

 

モード・イン・フランス2019年春夏コレクション「エスパス・ラベル」ゾーン出展ブランド

初参加のフェット・アンペリアル(FETE IMPERIAL)は2019年春夏コレクションで、滝をテーマに、自然と水の美を表現。オーガニックコットンなど天然素材を使用したコレクションを提案する。

音楽関係の仕事をしていたカミーユと製薬研究所に勤めていたフラヴィアンのエルベール姉妹によるバッグブランド、エルベール・フレール・スール(HERBERT FRERE_SOEUR)。初参加の前回は通常のゾーンだったが、今回は「エスパス・ラベル」ゾーンで参加する。

コート、パーカー、トレンチコートに特化したプレ・プール・パルティール(PRET POUR PARTIR)はオーバーサイズのショートコートやスプリングコート、ショート丈のピーコートなどを発表。すべての素材に耐水加工を施しているという。

メンズブランドのリュー・ベガン(RUE BEGAND)は、ボルドー近くのアルカション湾への週末旅行をテーマに、街にもビーチにもなじむコレクションを紹介する。

初出展のタンセル(TINSELS)は、シチリアの乾燥やマドリードの暑さ、リスボンのエキゾチックな庭園など、太陽と旅をイメージしたコレクションを提案する。

地理民俗学を勉強した後、モデルやマルタン・マルジェラのアシスタントとして働きながら、服飾学校アトリエ・シャルドン・サヴァールを卒業したヴァランティーヌ・ゴティエ(VALENTINE GAUTHIER)は、かけ離れた異国文化の融合をテーマにしたコレクション。アルゼンチンに広がる草原地帯を生きた、ガウチョ民族の奔放なスタイルと、日本の伝統的な花柄の柔らかく優美な世界を調和させたデザインを発表する。

5回連続出展となるヴァレンヌ(VARENNES)は、バドミントン、テニス、ゴルフなどスポーツをテーマに、イエローやグリーンのパイピング、レザーとゴルフボールをモチーフとした布はくのミックスなど、エネルギッシュなコレクションを展開する。

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