三矢直生 独り音楽劇 ジョルジュサンド*ショパンへの手紙が開催。7月の「独りパリ祭 アメリカ凱旋(がいせん)記念夏ライブ」も決定

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「三矢直生 独り音楽劇 ジョルジュサンド*ショパンへの手紙」が5月6日、東京・池袋の東京芸術劇場シアターイーストで行われた。

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宝塚歌劇団で男役スタートして活躍した、三矢さんによる今回の作品は、昨年4月、東京で初演された作品をもとに、ショパンの楽曲を多数加え、10月に神戸で宝塚歌劇団の演出家三木章雄さん演出によって文化庁芸術祭参加作品として上演したもの。

社会や自分の子供たちのために男装して生きたジョルジュサンドの言葉を引用するとともに、青木智哉さんのピアノによる「革命のエチュード」「別れのワルツ」「ノクターン」「ボナパルトの恋」などによって、ジョルジュサンドの恋人であるショパンと人が生きる中での音楽の存在を大きくクローズアップ。また、モナコ王立グースバレエアカデミーで研修を積み、宝塚歌劇団星組時代から踊れる娘役として活躍した稀島まりやさんも登場。美しい踊りで舞台に深みと色彩をプラスした。

終了後にはアフターライブも行われ、バルバラ(Barbara)の黒いワシ(L’aigle noir)、宝塚歌劇団の愛あればこそ、などを披露した。

三矢さんは「東京でもいつかやりたいと思っていたのですが、今回ばたばたと決まり、東京芸術劇場を使わせてもらうことができました。これはたくさんの人たちのおかげですし、ジョルジュサンドとショパンがやりなさいと言ってくれたのだと思っています。サンドは真実は愛しかないと言っていますが、サンドの真の愛と言葉が伝われば」と笑顔。

今月は、5月17日にシアトル、26日にニューヨークで「三矢直生 ワールド オブ ドリーム コンサート」を開催。衣装は昨年のニューヨークの演奏会でも衣装を手掛けたコシノヒロコさんが協力する。

また、7月15日には東京・銀座の蛙たちで「独りパリ祭 アメリカ凱旋(がいせん)記念夏ライブ」が決定した。12月24日には東京・目白のホテル椿山荘でクリスマスディナーショーの開催が決まっている。

Text & Photo:Shinichi Higuchi (樋口真一)

 

 

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