イタリア発ランジェリーブランドのインティミッシミ(Intimissimi)は12月7日、日本初のフラッグシップストア「インティミッシミ銀座並木通り店」のオープンを記念し、新店舗の内覧会と2018年春夏コレクションの展示会を兼ねたプレスイベントを開催した。10月13日にオープンした同店は、1階から4階の4フロアで、店舗面積75平方メートル。国内では最も充実したラインナップとなっている。Text : Shinichi Higuchi(樋口真一)
ロマンティックでセンシャル、ナチュラルでいてモダンなイタリアンブランドとして、洗練されたデザインを追求。 トレンドを取り入れながら、イタリアブランドらしく、クラシカルで伝統的な職人技とモダンなデザイン、テクニックを融合させた最新コレクションをラインナップしているインティミッシミ。
同ブランドはこれまで、レッグウエアブランドのCalzedoniaと同じ店舗内で3店舗展開していたが、同店は日本では初めての単独の店舗であり、路面店となるもの。店内は1階と2階が店舗、3階には4つのフィッティングルームがあり、4階にはお客様がくつろげるバー&ラウンジスペースを設置するなど、日本オリジナルのコンセプトで作られている。
インティミッシミは1996年にヴェローナでスタートし、世界4,300店舗を持つカルツェドニア(Calzedonia)グループのブランドのひとつ。 ミラノ、ローマ、パリ、ロンドン、ベルリン、モスクワ、バルセロナ、デュッセルドルフ、ウィーン、プラハ、イスタンブール、ドバイ、香港、東京、アテネ、リスボン、サンパウロの全ての主要都市に出店。現在イタリアを含む38ヶ国1,390店舗で展開している。
カルツェドニア ジャパンのマッテオ・ヴェロネージ社長は「ニューヨークやパリにオープンした店舗もすべてそれぞれの国に合わせて作っているが、銀座並木通り店もイタリアのブランドらしさを前面に打ち出しながら、店舗のデザインは銀座に合わせて特別にデザインした。カルツェドニアグループは4ブランドを展開しており、今年はアメリカや中国・上海にも店舗をオープンしたが、2018年には1年間で500店舗増やしたいと考えている。米国を中心に日本、中国などでの展開を拡大したい」とコメント。また、イタリア・ヴェローナで開催している、音楽、ファッション、フィギュアスケートが一体化したアイスショー「インティミッシミ・オン・アイス(intimissimi on ice)」のようなイベントやショーについては「ニューヨークや東京でも開催したいと考えている」と話した。
プレスイベント当日は、1階にはイタリアブランドならではの美しい色彩や繊細なレースでデザインされたクリスマスカラーに彩られたホリデーシーズン コレクションを、2階では2018年春夏の新作コレクションをそれぞれ展示。新コンセプトでデザインされた店内を紹介するとともに、新作を披露した。イベントには最新コレクションを着こなしたゲストも登場した。
ゲスト