レオナード・ウォン(Leonard Wong)が手がけるレオナード・ウォン(LEONARD WONG)は2018年春夏コレクションからシルバーアクセサリーラインと、Tシャツラインをスタートする。
今回のシルバーアクセサリーラインとTシャツラインの本格スタートは、今後の海外展開などに向けてブランドの展開強化を進めるために行うもの。同ブランドでは、今年を準備期間ととらえており、これまでレザーなどが中心だったアイテムの幅を広げるとともにブランドイメージアップなどに向けた取り組みも強化し、2019年春夏コレクションからニューヨークコレクションに参加したい考えだ。
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シルバーアクセサリーラインは、エイリアンなどを思わせるマスクのモチーフやブランドロゴを取り入れたリング、ねじ状のデザインを施したブレスレット、錬金術のように白い石の中からシルバーが現れるネックレスなど、レオナード・ウォンらしいモチーフやデザイン、コレクションのテーマなどを取り入れたもの。また、TシャツラインもエイリアンのようなモチーフをプリントしたTシャツなどを展開する。展開アイテムと価格はリング4万5,000円から8万円、ブレスレット4万2,000円から12万8,000円、ネックレス5万9,000円から6万8,000円、ウォレット6万円から6万8,000円、コインケース3万7,000円、ベルト22万7,000円など。
レオナード・ウォンは上海出身。文化服装学院でファッションを学び、2012年のTokyo新人デザイナーファッション大賞でグランプリ・エールフランス賞・文部科学大臣賞を獲得。2013年に日本でブランドをスタートした。自身の世界観を追求し続けるエクスペリメンタルライン(EXPERIMENTAL LINE)とコレクションライン(既製服)の2つを展開している。昨年はアマゾン ファッション ウィーク東京 2017年春夏(Amazon Fashion Week TOKYO 2017 S/S)に参加。渋谷ヒカリエ ヒカリエホール Bでコレクションを発表。また、今年は東京・渋谷の道玄坂で2017/2018年秋冬コレクションを開催し、レディースコレクションとともに初めてのメンズコレクションをランウェイ形式で披露した。
Text & Photo:Shinichi Higuchi / Chief Editor(樋口真一)