安藤大春(Ohal Ando)がデザインするミドラ(MIDDLA)2018年春夏コレクション。テーマは「エモーション・イン・モーション(EMOTION IN MOTION)」。
「ONE TOKYO CASUAL」をブランドコンセプトに、スタンダードなアイテムやクラシカルなディテールを中枢に、音楽的・数学的・物語的要素を加えて再構築し、同ブランドの考える「東京の日常」スタイルを表現するミドラ。
リリースに「立ち止まってみた。風に揺られた。歩き出してみた。景色が変わった。黙ってみた。涙が出た。話しかけてみた。笑顔になった。閉じこもってみた。臆病になった。空を見上げてみた。勇気が出た。きっと動いているから美しい」と書いた今シーズン。ミドラ2018年春夏コレクションは、動いているからこその美しさ、風に揺られてるからこその優雅さなどをトラッドでスタンダードなアイテムに取り入れている。
グログラン調の立体感のある織りで作ったストライプ、綿麻の太番手で織ったチェックのベビークロス、ピンストライプのスーツ地、透け感のあるシフォンやオーガンジーを中心に、落ち感のある素材やフリンジ、プリーツ、レースとフリンジのレイヤード、四角い形に変形したフリルなどによって動きや揺れを強調。少し大人の女性へと変貌を遂げた新しいミドラを表現した。また、一見スカートに見えるトップスやミドラとしては初めてとなるサルエルなどもポイントになっている。
パリコレクション中に開催するPR01ショールームパリとともに、パリメンズコレクション会期中にパリ行われるプレコレクションの展示会でもコレクションを発表。今回、東京の2018年春夏コレクション展示会では初日にレセプションパーティも行ったミドラ。
レセプションパーティで、安藤大春は「新しいバイヤーも増えているし、タレントさんが着てくれることも増えている。プレコレクションの時期にも発表するなど、海外での展開強化にも取り組んでいるが、国内でも新しいお客様を増やし、顧客や展開を広げていきたい」と話した。
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