GU(ジーユー)は2017/2018年秋冬コレクションで素材のバリエーションを広げている。
「ファッションを、もっと自由に」というメッセージをブランド名に込めたGU。ガウチョパンツ、一見するとスカートに見えるパンツであるスカンツなど、新しい名前を付けた新アイテムやヒット商品を生み出してきた。だが、ここ数シーズンは、コートにも見えるカーディガンのコーディガンや、歩くたびに揺れるパラッツオパンツなど、新アイテムの提案に加えて、レースとビッグサイズのシャツのコーディネート、全身白のスタイリングなど、組み合わせをポイントにした提案や、アイテムを絞り込み、スタイリングの幅を広げた提案なども強化している。
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GU秋冬は素材バリエーション拡大。ダイアナ妃をイメージしたデザインも
今シーズンはドロップショルダーのアイテムや360度ストレッチパンツを提案するとともに、トレンドのベロア、ファー、ボア、コーデュロイなど、素材のバリエーションを広げた。プリーツや刺しゅうなども使うことで、高級感や触りたくなるような雰囲気を出している。
また、80年代のダイアナ妃をイメージしたデザインなども提案した。
Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)
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GU秋冬メンズはストリート、モードなど4スタイル
一方、メンズはスタイリング提案として「ストリート」、「モード」、「アウトドア」、「クリーン」の4つのスタイルを提案する。
ストリートでは90年代のストリートに注目し、今シーズン初登場のワイドパンツを軸に、着こなしのどこかに抜け感のあるストリートスタイルを発表。モードでは黒を基本に、人気のスキニーパンツにビッグなアウターをコーディネート。足下にはハイテク系のスニーカーを合わせたラグジュアリーなストリートモードを打ち出す。
また、アウトドアはアスレジャーのトレンドからアウトドアを含めたスポーティなアイテムをミックスさせた、都会的なアウトドアスタイル。クリーンではジャケットを中心としたヨーロピアンモダンなクリーンスタイルを提案している。
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