ロバート・メイプルソープとビューティフルピープル（beautiful people）のコラボレーションアイテムが発売

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ビューティフルピープル（beautiful people）は、写真家ロバート・メイプルソープとのコラボレーションによるアイテムを発売する。6月26日からオンラインショップ先行発売、7月8日から全直営店での販売を開始する。

人気のベーシックラインから、ライダースジャケット、コーチジャケット、ボーリングシャツ、トートバッグなど6アイテムをラインナップし、ユニセックスで着られる黒のコレクションを展開。ハードな印象のライダースジャケットにはユリの花を、はっ水機能を持つコーチジャケットには水面の写真を合わせるなど、写真とアイテムの組み合わせにもビューティフルピープルらしい遊び心が感じられるコレクションになっている。

今回のコラボレーションは、様々なタブーや垣根を乗り越え、現代のジェンダーレスカルチャーの礎を作ったメイプルソープ氏の開拓マインドや、ミニマルな表現の中にある徹底した細部へのこだわりにビューティフルピープルが強く共鳴し、協業を持ちかけたことで実現したもの。

「静寂と緊張」というテーマのもとでセレクトされた4点のモノクロ写真を、ビューティフルピープルのベーシックラインに展開したオールブラックのコレクションは、メイプルソープの写真とブランドのロゴがプリントされた大きなネームタグが、ゼッケンのように生地に縫い付けられていることが特徴。写真と洋服それぞれの世界観を尊重するとともに、世界屈指の昇華プリント技術を用いて写真の質感を忠実に再現することで、オリジナルプリントへの敬意を示すなど、ビューティフルピープルならではの表現や技法によって実現した、唯一無二のコラボレーションとなっている。

ビューティフルピープルとメイプルソープのコラボレーションの証（あか）しとして、ブランドの特徴的な表現である大きなネームタグをゼッケンのように生地に取り付ける手法を用い、更に写真作品とダブルネームとなるロゴを1枚のタグに収めることにもこだわった。また、世界屈指の昇華プリント技術を用いて、上質な光沢感が特徴的な朱子（しゅし）織のネーム生地に写真を印刷することで、オリジナルの印画紙が持つ独特の光沢や陰影などを細部まで再現していることもポイントになっている。

ロバート・メイプルソープRobert Mapplethorpe（1946-1989）
アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド生まれの写真家。「植物」「ポートレート」「ヌード」「セックス」を主題に、被写体、
色彩やライティングなどの細部に徹底的にこだわり、完璧な構図を追求した作品を発表。当時タブーとされた同性愛や性的描写を多く含むなど、常識を覆す数々の挑戦を通して写真表現を更新した20世紀を代表するアーティストは、現在も多くのクリエイターをインスパイアし続けている。エイズのため42歳の若さで死去。2019年には没後30周年として、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館にて大回顧展『Implicit Tensions; Mapplethorpe Now』が開催された。