
デサントジャパンは2026年4月1日、東京オフィスで2026年度の入社式を開いた。新入社員は、デサントジャパンで総合職・クリエイティブ職15人、セールスコーディネーター16人の計31人、デサントアパレルで4人。
新入社員はデサントジャパン31人、デサントアパレル4人
今年度の新入社員数は、デサントジャパンが31人、デサントアパレルが4人だった。式では、デサントジャパン代表取締役社長の嶋田剛氏が新入社員に向けてメッセージを送った。
嶋田社長、「届ける側」への意識転換を呼びかけ
嶋田社長は「新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。本日、新しい仲間として、皆さんを迎えることを心から嬉しく思います」と歓迎した。その上で、「昨日まで、皆さんは、スポーツを楽しむ『ユーザー』でした。しかし今日からは、その楽しさを、すべての人々に『届ける側』へと変わります」と呼びかけた。
デサントの企業理念である「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」に触れながら、同社が生み出す一着は「アスリートの1/100秒を支え、ある人にとっては、一歩を踏み出す勇気となり、また、ある人にとっては、日常を快適にする『MoveWear』となる」と説明した。
「世界一」の軸に据えるスポーツメーカーとしてのDNA
嶋田社長は、「モノづくりにおいて、特に、スポーツウェアについては、デサントこそが世界一である」と支持され、選ばれる存在を目指す考えを示した。一方で、その実現に向けてぶらしてはならない軸として、デサントは流行を主眼に置くアパレルメーカーではなく、「人間のパフォーマンスを最大化させるスポーツメーカー」であることを挙げた。これが同社の「モノづくり」における揺るぎないDNAだとした。
また、追求すべき「モノづくり」として三つの柱を示した。第一に、「競技者の一瞬を支える、一着を極める」という信念。第二に、機能という理由に裏打ちされた「研ぎ澄まされた機能美」の追求。第三に、「独創的な発想を、誰よりもこだわり抜いて形にする」という情熱である。
今期は原点回帰しモノづくりを強化
今期については、「原点に立ち返り、『モノづくり』を徹底的に強化する一年」と位置付けた。その決意の表れとして、新入社員にはモノづくりの現場や関連部署からキャリアをスタートしてもらう考えも示した。
さらに、「どの部署にあっても『創り出す側』の当事者として、『本当に、お客様の期待を超える一着になっているか』『もっと快適にできないか』と、常に問い続ける姿勢」が重要だと訴えた。
現場で学び、考え、動く姿勢を求める
嶋田社長は、「マーケットの最前線で、直接見て、生の声を聴き、感じる。現場にこそ、『モノづくり』のすべて、そして私たちが進むべき『答え』があります」と述べた。その上で、事実から学び、考え、動き、成果へと変えていくプロセスを、自身の「仕事の型」として身に付けてほしいと呼びかけた。
最後に、「今日から、『スポーツ業界』というフィールドに立ち、プレーヤーとしての挑戦が始まります」とし、「皆さんが、デサントのDNAを正しく受け継ぎ、たくましく成長することこそが、未来へと続く強固な土台となります。共に、デサントの未来を動かしていきましょう」と締めくくった。