
池田エライザさんが2026年3月14日、東京・渋谷の国立代々木競技場第一体育館で開かれた「第42回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2026 SPRING/SUMMER」に登場した。2025年、誕生20周年を迎えた東京ガールズコレクション(TGC)は、ファッションとエンターテインメントを横断する国内最大級のイベント。池田さんは、日本を代表するスタイリストの一人・野口強さんが手がける「TGC SPECIAL COLLECTION」、TBS系金曜ドラマ『DREAM STAGE』SPECIAL STAGE、アンテプリマ(ANTEPRIMA)によるSPECIAL FASHION SHOW STAGEの三つのステージに出演し、それぞれ異なる空気の中で存在感を放った。アンテプリマのショー直前に行ったインタビューでは、今回のTGCの印象やステージ演出の面白さ、アンテプリマの衣装の魅力、いま注目しているファッションについて語った。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
池田エライザ「第42回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2026 SPRING/SUMMER」に登場

TGC21年目の幕開けを告げる「TGC SPECIAL COLLECTION」では、黒と白を基調にした野口強さんのスタイリングのもと、静けさと緊張感をたたえたランウェイに登場。続く『DREAM STAGE』SPECIAL STAGEでは、南スタンド1階中央の来賓席から姿を見せるサプライズ演出でも観客を沸かせた。さらに、TGC初登場となったアンテプリマのSPECIAL FASHION SHOW STAGEでは、ラグジュアリーでありながら軽やかさも感じさせるルックをまとい、ショーのラストを印象的に締めくくった。多彩な演出の中でステージに立った池田さんに、今回のTGCで感じたことや衣装の魅力、普段のファッション観を聞いた。
「今も変わらず、まさにファッションの祭典」TGCの魅力を実感
――これまでにも何度も東京ガールズコレクションに参加されていますが、あらためて今回ステージを歩いた感想を教えてください。
池田エライザ
「そうですね。年々多様になっていくTGCはとても面白いですし、今もファッションの祭典としての側面がしっかり大切にされているショーだと感じました。特に最初の『TGC SPECIAL COLLECTION』では、野口強さんの洗練されながらもエネルギッシュなスタイリングに触れることができて、私にとっても光栄な時間でした。『DREAM STAGE』のドラマ仕立てのショーもあり、今も変わらず、まさにファッションの祭典だと実感しました」

――今回の『DREAM STAGE』では、南スタンド1階中央の来賓席から登場するというサプライズもありました。
池田エライザ
「来賓席に行ったのは初めてですし、あの位置から登場するのもとても新鮮でした」
――東京ガールズコレクションの会場の雰囲気は、毎回違うものですか。
池田エライザ
「その時のお客さまのテンションや演目の順番にもよると思いますが、やはりTGCは元気いっぱいなイベントだと感じます。会場全体、みんなのエネルギーがあってこそ成り立っているイベントだと思います」
アンテプリマのショーは“静けさの中を歩くような”クールな世界観に

――アンテプリマのショーはこの後ですが、実際に衣装を着てみての印象を教えてください。
池田エライザ
「すごくラグジュアリーなお洋服なのですが、今回のショーはかっこいいショーになる予定で、静けさの中を歩くような、クールで引き締まった雰囲気になると感じています。可愛らしい要素もありながら、ブランドが求めているクールさや、どこか荘厳な空気感を、ウォーキングで表現できたらいいなと思っています」
――リハーサルで衣装を着てステージを歩いてみて、いかがでしたか。
池田エライザ
「今回は男性アーティストの方も出演されますし、ひなちゃん、おひなさま、こと長浜広奈ちゃんなど、今とても人気のある方々も出演されるので、みんなと一緒に、ファッションの一部としてクールなウォーキングをお見せできるのではないかと思っています。そうした点も含めて楽しんでいただけたらうれしいですし、今回のショーは全体のラストを飾る演目でもあるので、軽やかさの中にも迫力と緊張感のある締めくくりになるよう、しっかり頑張りたいなと思っています」
「バッグにも注目してほしい」ワイヤーバッグの魅力をアピール

――他の方が着用していたルックも含めて、印象的だったデザインやアイテムはありましたか。
池田エライザ
「やはりバッグにも注目していただきたいです。もちろん、応援していただけるのもうれしいですが、光沢や質感、ビーズならではの表情など、今回のコレクションならではの魅力が詰まっているので、ぜひワイヤーバッグにも注目していただきたいと思います。今回のショーでは映像を通してディテールまでしっかり見ることができるので、そこから服の素晴らしさやアイテムの魅力を感じていただけるのではないかと思います。ファッションショーには、オンラインショップや“動く雑誌”のような側面もあると思っていて、そうした視点でディテールまで楽しんでいただけたらうれしいです」
――着心地はいかがですか。
池田エライザ
「とても軽くて、着心地はかなり良いです。見た目はボリューム感のあるボンバーシルエットですが、下の部分が絞られているので、バランスよく着られる印象です。内側はメッシュ素材で通気性も良く、とても軽やかに感じました」
――これまでガールズコレクションで着用してきた衣装とは、印象や質感もかなり異なるのではないでしょうか。
池田エライザ
「これまでさまざまなブランドの服を着てきましたし、かなりエキセントリックで派手な衣装や、2メートルほどのボリュームがあるようなルックを着ることも多かったので、今回のようにスニーカーで歩くスタイルは逆に新鮮ですね。普段とはまた違う感覚で楽しめそうだなと思っています」
――実際にこの衣装を着て、どこかへ出かけたいと思いますか。
池田エライザ
「カジュアルでスポーティーな印象もありますが、表参道のような場所にも自然に行けると思います。カジュアルに見えながらも、どこかフォーマルさも感じられるお洋服だと思います」
普段は“サイズ感”を重視 この春夏は「白」に注目

――普段のファッションで意識しているポイントや、こだわっている点を教えてください。
池田エライザ
「私は丈感をとても大事にしています。その時の自分の体型に合うものを選ぶようにしています。骨格タイプについてはあまり詳しくないのですが、自分の中で『これがしっくりくる』と感じるサイズ感を基準に、アイテムを組み合わせています。なので、色や柄よりもサイズ感を重視することが多いですね」
――最近のファッショントレンドで注目していることはありますか。
池田エライザ
「私は『白』に注目しています。春夏ということもあって、トレンドかどうかは分からないのですが、透け感のある素材やクリアな質感のアイテムを取り入れていきたいと思っています。それを色っぽいアイテムとしてではなく、透明感のある表現として楽しみたいですね」
海外で見てみたいショーはサンローラン 行ってみたい場所はカッパドキア
――バーバリーのアンバサダーも務められ、ロンドンでファッションショーをご覧になったこともあると思います。今後、海外でショーを見てみたいブランド、あるいはランウェイを歩いてみたい、関わってみたいブランドはありますか。
池田エライザ
「歩いてみたいという気持ちは特にないのですが、サンローランは昔からすごく好きなブランドなので、ショーはぜひ見てみたいです」
――ロンドン以外にも、パリやミラノなどファッションウィークの時期に訪れることはありますか。
池田エライザ
「ないですね。スケジュールが合えば、ぜひ行ってみたいですが」
――お忙しいですよね。
池田エライザ
「そうですね。なかなか海外に行くとなると難しいですね」
――今後、挑戦してみたいことややってみたいことはありますか。
池田エライザ
「海外旅行に行きたいです。仕事は常に新しい挑戦の連続なので、そちらはもう大丈夫かなと思っています。行ってみたい場所は、トルコのカッパドキアですね」








