アイム メン(IM MEN)2026/2027年秋冬コレクション○2026/2027年秋冬パリメンズコレクション日本人デザイナー

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アイム メン(IM MEN)は、2026年1月22日、13世紀に学校としてパリ5区に建てられたコレージュ・デ・ベルナルダン(Collège des Bernardins)で、2026/2027年秋冬コレクションを発表した。テーマは「FORMLESS FORM」。© ISSEY MIYAKE INC. ランウェイルック/ディテール画像: Frédérique Dumoulin-Bonnet ショー画像: Olivier Baco

一日の境目に現れる暁や黄昏。何かが始まり、何かが終わるその瞬間。日常の中に立ち上がる、背筋を伸ばしたくなるような感覚を、一枚の布で表すことはできないのか。そんな問いからスタートした今シーズン。既存の形や型から離れ、佇まいの奥に潜む本質を探求。一枚の布から、その場にふさわしい態度や意志を示す衣服を、自由な発想で生み出した。

CLAY

平坦な組織と、熱で収縮するリブ編みのような組織が一枚の布に共存する、独自開発のテキスタイルを用い、造形的なフォルムを生み出すシリーズ。起伏のある布地は、平面的なパターンからは想像しにくい彫刻的なかたちを描き出すとともに、伸縮性を備えることで着る人の身体にやさしく寄り添い、動きやすさと快適な着心地を実現した。
シーンに応じて、カジュアルからフォーマルまで対応するディテールを施している。

DAWN

移ろう空模様の中に訪れる美しい瞬間を、職人の染色技術によってテキスタイルに表現したアウターシリーズ。一枚の布の上で緩やかに変化する色彩が、暁や黄昏の空を想起させる。手作業で3色のグラデーションを施した布地の魅力を引き立てるため、一着ずつ裁断・縫製し、直線的なカッティングで仕上げた。大判のストールを重ねたように見える前端は、交差させてダブルコートのように着用するなど、多様なアレンジに対応する。

OVERLAP

胸元のフラップと背中の雨よけを一枚の布でつなげたコート。布をまとめる袖口のベルトを外してポンチョのように着用したり、肩のエポーレットで布をたくし上げたりすることで、シルエットに変化を加えられる。コットンとナイロンを用いた軽やかな布地は、自然な風合いや肌触りに加え、ほどよいハリ感を実現。さらにワッシャー加工を施し、奥行きのある表情を持つ素材に仕上げた。同素材を用いた、たっぷりとしたシルエットのパンツも展開する。

GRADATION WOOL

ウール生地を反物ごとに染料をかけ流して染めることで、独特の色合いを生み出したシリーズ。一点一点異なる柄が現れ、味わい深い表情を生み出している。ショートジャケットとジャンプスーツは、サイドに配したファスナーを開くことで、ベストを重ねた2ピースのような着用が可能となる。ワイドパンツは、カマーバンドを思わせる太めのベルトが特徴。上品な素材とデザインのディテールが、他にないフォーマルな佇まいを演出する。

RAFT

立体的なボリューム感を持つアウターシリーズには、ダウンのような暖かさを備えた紐状の中綿を採用した。少量でも空気を含むことで高い防寒性を発揮する中綿の特性を生かし、縦に配したキルティングが、いかだを思わせる独自の形状を生み出している。

KASURI

大胆さと繊細さを併せ持つ「絣織り」のシリーズ。3色に染め分けた糸に加え、濃淡の異なる3種の糸を含む計4種の糸を使用している。織りの工程で柄がわずかにずれることで、直線的な中に人の手の痕跡を感じさせる奥行きが現れる。見た目からは想像しにくい、ふっくらとした柔らかな肌触りも特徴。ブルゾンと変形パンツは、長方形の一枚の布から構成され、豊かなドレープを描く。ブルゾンは胸元のボタンの留め位置を変えることで、フードやストールのようにも着用でき、自由な着こなしを楽しむことができる。

FRONT BACK

表裏で異なる表情を持つウール地を用いたシリーズ。マットな質感の表面に対し、裏面には上品な光沢感を備えたサテン地を配している。コートとジャケットは、身頃から袖にかけて一続きのパターンで構成しており、折り返しとなる襟から袖にかけて裏面のサテン地が現れる構造となっている。袖を通さずに着用するとロングベストのような着こなしができ、袖はフードやストールのように巻くなど、自由なアレンジが可能だ。

SELVEDGE WOOL

毛織物の産地として知られる尾州で、紡績から加工までを一貫して行った、上質でしなやかなウール地を用いたシリーズ。流れるようなドレープを際立たせるため、布地の耳には「IM MEN」と織り込んでいる。四角形に折り畳める構造を基に制作しており、着用すると有機的なドレープが現れる。

LEATHER PLEATS

大きなプリーツで構成した、天然皮革のバッグシリーズ。ブランドの衣服と同様に、鋭さと柔らかさを併せ持つカッティングで仕上げた。触れたときのしなやかさに加え、使い込むほどに増す自然な光沢が、素材そのものの価値を引き出している。

TO GO

持ち帰り用のコーヒーカップから着想し、異なる素材に置き換えることで、カップそのものが持つシルエットの面白さを際立たせたプロダクト。日常の中に潜むかたちの魅力や、それを扱う動作に宿る美しさを引き出すとともに、素材がもたらす印象の変化を提起するデザインとなっている。

アイム メン(IM MEN)2026/2027年秋冬コレクションLOOK

アイム メン(IM MEN)2026/2027年秋冬コレクションDETAIL

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