「すっかり元気です、大丈夫です」と語る山本美月さん。俳優でモデルの山本美月さんが2024年10月30日、東京都港区のホテルオークラ東京で開催された「アートウィーク東京(AWT)」の記者発表会にスペシャルゲストとして登場した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
2009年雑誌『CanCam』の専属モデルとしてデビュー。2011 年からは俳優活動も始め、映画、ドラマ、CMなど幅広く活躍している山本美月さん。アニメや絵が好きで、2020年には自身が書き下ろしたコミックを収録した書籍も発行した。海外に行くと必ず美術館に立ち寄るという。
「私にとってアートは幅広く、どこからがアートなのか分からないこともありますが、好きだと思ったものを集めるのが好きです。いつかは思い切って絵画を手に入れたいと思っていますが、今は漫画やアニメがとても好きで、魔法少女のステッキやコンパクトなどを集めています。それも私にとってはキラキラした大切なアートです。ガラスケースに入れて飾っています」と笑顔。
育児中も美術館に行き「子供が楽しめる取り組みをしている美術館も多く、楽しく訪れています」という。AWTTokyoでは、託児サービスやアーティストの絵本読み聞かせプログラムもあると聞き、「託児サービスがあり、子供もアートに触れられるのは素晴らしいですね。私だけでなく、子供も一緒に楽しめるのが嬉しいです」とコメントした。
また、今年のアートウィーク東京で注目している展示や作家については「アートの知識はあまりないのですが、今回は資生堂ギャラリーで展示されている渡辺志桜里さんの作品に興味を持ちました。生物学が好きなので、水槽を使った作品が気になります」と話した。
アートウィーク東京(AWT)は、東京を代表する美術館やギャラリー、アート業界をけん引する専門家たちが創り上げる現代アートの祭典。世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、東京の現代アートの「いま」を発信する国際的なアートイベントとして、コロナ禍でのプレ開催を経て2022年から毎年開催されている。
2024年には、過去最多の都内53か所のアートスペースが参加し、さまざまな展覧会を開催する。また、都内各所に点在するアートスペースやAWTのプログラム会場を巡回する、乗り降り自由の無料シャトルバス「AWT BUS」が運行され、複数のアートスペースを訪れることで、各スペースの個性と東京の現代アートの「いま」を体感できる。
さらに、会期中にはAWT独自のプログラムとして「買える展覧会」をコンセプトにした「AWT FOCUS」や、海外を拠点に活動するキュレーターが厳選した映像作品を上映するビデオプログラム「AWT VIDEO」、建築家やアーティストとのユニークなコラボレーションが魅力の「AWT BAR」、国内外のゲストを招いたシンポジウムやラウンドテーブル、オンライントークシリーズで構成される「AWT TALKS」を開催する。また、子どもや若年層、アートコレクターを目指す人向けのプログラムも実施される。
名称:アートウィーク東京 (英文:Art Week Tokyo、略称:AWT)
会期:2024年11月7日~10日10:00~18:00
会場:都内53か所の美術館、インスティテューション、ギャラリー
AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
主催:一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
提携:アートバーゼル(Art Basel)
特別協力:文化庁
料金
AWT BUSの乗車は無料。
参加ギャラリーの入場も無料。
参加美術館では、AWT会期中に限り、所定の展覧会でAWT特別割引が適用される。
AWT FOCUSの入場料は一般1800円(前売1500円)、学生・子どもは無料。
「渡辺志桜里 宿/Syuku」資生堂ギャラリー(銀座)
https://www.artweektokyo.com/institution-gallery/shiseido-gallery
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