「第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が2024年7月12日、東京ビッグサイトのTOKYO JEWELRY FES展示会場内特設表彰式会場で行われ、橋本環奈さんや白石麻衣さんが登場した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
TOKYO JEWELRY FESの併催イベントとして行われた今回、20代部門は女優の橋本環奈さん、30代部門は女優の白石麻衣さん、40代部門は女優のMEGUMIさん、50代部門は女優の篠原涼子さん、特別賞エンターテイナー部門はお笑い芸人の渡辺直美さん、特別賞俳優部門は俳優の瀬戸康史さんが受賞した。橋本環奈さんは10年ぶり2回目の受賞、篠原涼子さんは17年ぶり2回目の受賞となった。
日本ジュエリーベストドレッサー賞は「最もジュエリーが似合う人」「最も輝いていた人」「今後もさらにジュエリーを身に付けてほしい人」を著名人の中から世代別に選び、表彰している。
第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞20代部門橋本環奈さん
橋本環奈さんは、ゴールドのドレスにNADIAの26カラット以上のサファイアと16カラット以上のダイヤモンドを使ったネックレスや、サファイアのブレスレット、イヤリング、リングなどを着けて登場。
「ジュエリーは大好きですが、ハイジュエリーにはまだ自信がありません。ハイジュエリーが似合う女性になりたいと思います。尊敬する先輩方を見て、余裕のある女性は素敵だと思います。そんなジュエリーが似合う女性になりたいと日々思っています。
作品でもジュエリーをつける機会が増え、10代の頃とは違うジュエリーをつけるようになりました。私自身、15歳の時から女優として少しずつ成長していると感じますし、当時よりは少しジュエリーが似合うようになったと思います。
大好きな仕事をたくさんやらせていただく中で、皆さんに見てもらう機会が増え、この賞を受賞できたことを嬉しく思います。ジュエリーに似合う輝きをもっと増していけるように、女性としても人間としても成長していきたいです。これからも精進してまいりますので、よろしくお願いします」。
と笑顔。
第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞30代部門白石麻衣さん
白石麻衣さんは、黒のドレスとベリテの1億円のプラチナ・ピンクダイヤ・グリーンダイヤのネックレスとプラチナ・ダイヤモンドリングをコーディネイト。
「小さい頃から、キラキラしたものが大好きでした。この仕事を始めてからジュエリーをプロデュースする機会をいただき、小さい頃からの夢が叶ったことに何か意味があるのかなと思っています。これからもジュエリーを多くの方に広めていきたいと思います。
私は『こういうものがあったらいいな』とか『こういうものを身に着けてもらいたいな』と日々考えていますが、その時間がとても楽しいです。手に取ってくださる方を思い浮かべながら作ることで、ジュエリーの良さや素晴らしさを実感できます。今はとても楽しく作っています。これからも作る楽しさを大切にしつつ、受け取ってくださる方々の気持ちを考え、喜んでいただけることを願いながら作っていきたいと思います。
ジュエリーは生活の一部として、常に身につけている大切な存在です。今日身に着けているジュエリーのように、どの角度から見ても輝いていられるような女性になれるよう、日々努力していきたいと思います」と喜びを語った。
第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞40代部門MEGUMIさん
ニッチンの2億5000万円のルビーのリングとルビーリングを着用したMEGUMIさん。
「欲しいです(笑)。ジュエリーは好きで、大きな仕事が終わったり、自分の今の気持ちを忘れたくないタイミングで購入することがあります。このような華やかなジュエリーは生まれて初めて付けさせていただき、背筋が伸びる思いと、『キャー』という女性としての大きな喜び、幸福感を感じました。
40歳になったときに初めてジュエリーを作りました。天然のダイヤモンドをいくつか選び、そのうちの一つが私の好きな月のモチーフに近い形のもので、少しカスタマイズしてピアスを作りました。それは思い出深いジュエリーで、特別な場所に行くときにお守りのように付けています。
この世界で20年以上やっていますが、素晴らしいアーティストや俳優など、本当に素敵な方たちにお会いできて、この仕事をしていて本当に幸せだと感じています。自分の経験が、お芝居を通じて様々な方に届くのは本当に楽しい仕事だと思います。素晴らしい宝石のように、私の経験がセリフや本を通じて女性の方に少しでも前を向いていただけるような、そんな活動ができたらと思っています」と語った。
第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞50代部門篠原涼子さん
SCAVIAの「ポリネシアンサンセット」と名付けられたネックレスや「アネモネホワイトリング」などで身を飾った篠原涼子さん。
「前回受賞した頃には気がつかなかったのですが、年齢を重ねると、ジュエリーを付けると輝きに守られているように感じます。本当に、ダイヤモンドの輝きにはすごいパワーがあると思うようになりました。ダイヤモンドの力でエネルギーが向上するのではないかと思います。
基本的に、自分のインスピレーションでこれがいいなと思ったものを、その時々に感じたインスピレーションを大切にして選んでいます。デザインというより、その時に感じたことやタイミングを大切にしています。
ジュエリーもそうですが、自分がここまでお仕事をさせていただいている中で一番感じるのは、スタッフの皆様やお客様、応援してくださる方々の気持ちが自分のパワーに変わっているということです。一人ではやっていけないお仕事に携わらせていただいているので、ジュエリーとともに皆さんの力を借りてこれからも年を重ねていけたらと思っています」とあいさつ。
第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞特別賞俳優部門瀬戸康史さん
瀬戸康史さんは、NAGAHORI PEARLの黒真珠のネックレスとブローチ、カラーグラデーションネックレスで身を飾った。
「単体で見ると本当に存在感があってとても素敵なんですが、服と合わせるとこんなに馴染むので驚いています。僕自身は普段積極的にジュエリーを見つける方ではないのですが、母はパールのジュエリーを身に着けています。普段あまりそういうことをしない母が、ジュエリーを身に着けた瞬間に輝いて見えるのを、子供の時によく見ていました。今日、このようにパールを身に着けてここにいることが、本当に運命のように感じます。
結婚指輪は僕にとって自分を落ち着かせてくれるものです。役をやる上で指輪を外さなければならないことも多く、指輪ケースに入れるのですが、なくしてしまったらどうしようという不安を感じながら芝居をしているときもあります。仕事が終わった後に結婚指輪を再び身に着けると、すごく落ち着きます。
今日、ジュエリー、特にパールを身に着けさせていただいて、こんなにラフに付けられるのだということに驚き、パールを買おうと思いました。これまで頑張ってきた自分へのご褒美としてパールを購入し、生活を楽しみたいと思います」と話した。
第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞特別賞エンターテイナー部門渡辺直美さん
ニッチンの3億円のピンクダイヤモンドリング、ピンクダイヤモンドのネックレスやリングなどを組み合わせた渡辺直美さん。
「恥ずかしいんですが、手の震えが止まりません。3億円のジュエリーをつけたのは初めてなので緊張していますが、こんな機会はなかなかないので、すごく嬉しく思っています。
私もジュエリーが大好きで、色々買ったりするんですが、海外に行くようになってから日本のものがすごく好きになりました。ダイヤの鶴や亀といった和柄のジュエリーをつけることも多くなりましたね。ニューヨークの人たちはTシャツやデニムにジュエリーを合わせるのが当たり前なので、私も普段はカジュアルな格好に合わせることが多いです。こんな大振りのダイヤはなかなかないので、ニューヨークのパーティーにつけていきたいです。
本日はこのような素敵な賞をいただき、本当にありがとうございます。ジュエリーに負けないように、最強の、輝く世界のエンターテイナーになれるよう、これからも頑張っていきます」とコメントした。
「第35回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」表彰式©zoomupcollection
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