第63回モーダ・イタリア展&第73回シューズ・フロム・イタリー展2024/2025年秋冬コレクション閉幕

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第63回モーダ・イタリア展(Moda Italia 63rd)と第73回シューズ・フロム・イタリー展(Shoes from Italy 73rd)2024/2025年秋冬コレクションが、2024年2月6日から2月8日の3日間、東京・渋谷のベルサール渋谷ガーデン1階と地下1階で開催された。初日の2月6日には合同記者発表会が同会場の地下1階ラウンジで行われた。

イタリア大使館貿易促進部のジャンパオロ・ブルーノ部長は、記者会見で「私たちは今後もイタリアの中小企業の国際化を支援し、日本市場への進出を応援していきます。日本市場はイタリアにとって戦略的に非常に重要であり、中小企業にとって大きな可能性を秘めています。現在、コロナ前の水準には達していませんが、70パーセントから80パーセントまで回復しています。今回の展示会をきっかけに、このギャップを早急に埋められると期待しています」と語った。

両展示会は、世界の主要国際見本市に先駆けて開催されるもので、今回は初出展の17社を含む115社が最新のイタリアンファッションを紹介した。会場の雰囲気を盛り上げ、業界の活性化を図るために、様々な企画が実施された。

出展者からの強い要望に応えて4年ぶりに復活した海外バイヤーズミッションでは、韓国、台湾、シンガポール、オーストラリアなどからバイヤーを招へいした。

また、2021年2月から好評を得ているグリーンを基調としたスペシャル・インスタレーションも新たな演出で行われた。今回はグリーンに加えてポップな色彩を取り入れ、視覚的なバランスと楽しさを追求した。植物が織りなす特別な空間によって、環境や持続可能性を象徴するとともに、来場者にくつろぎの時間を提供した。

さらに、日本のトップスタイリストが出展社のアイテムをセレクトし、日本市場向けのコーディネートを提案するフォトシューティングも実施された。特設撮影エリアでモデルがアイテムを着用し、撮影された写真はリアルタイムで展示会特設ホームページや公式インスタグラムにアップされ、来場者やバイヤーにイタリアンファッションの魅力をアピールした。

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