アシックスが「GEL-KAYANO 30 Launch Forum in Japan」」を開催。野口みずきさんがゲストとして登場

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「私は7年前に現役を引退したのですが、引退の理由が走りの抜け感なんです。抜け感が出て、質の高い練習ができなくなったんです。(ドラえもんのように)机の引き出しを開けて、このゲルカヤノ 30(GEL-KAYANO 30)を持ってタイムスリップして、7年前の自分にこれいいよって言いたい」と語る野口みずきさん。

アシックスは7月19日、東京・渋谷のWITH HARAJUKUで「GEL-KAYANO 30 Launch Forum in Japan」」を開催した。当日は、スペシャルゲストとして野口みずきさんが登場した。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)

「ゲルカヤノ」シリーズは、アシックスが1993年から展開している同社を代表する長距離ランニング用の高機能モデル。今回発売した「ゲルカヤノ 30」はシリーズ史上最大級のアップデートとなるもの。安定性と快適性の両立をコンセプトに、長時間走行におけるランニングフォームの変化に着目し、開発した。

野口さんは、ゲルカヤノ 30の魅力について「すごく安定していますね。フラットでクッション性もいいので長時間走っても疲れない。ゲルカヤノ 30を履くまでは、毎日10キロぐらいでしたが、安定感がすごいので最近は毎日13キロから15キロぐらい走っています」とコメント。

「これを履いていたらフォームが矯正されて、もう少し長く現役として走っていられたんじゃないかと思うぐらい安定感がありますね。初心者はもちろんプロアスリートやトップアスリートにも履いてもらいたい。トップ選手でも、実は普通にまっすぐ足を付ける人って多くないんです。癖があったり、私の感じていたように抜け抜け病で苦しんでいたりする選手も結構いるんです。そういう選手がジョグのときに矯正用として履くのもありだなと思います」などと話した。

色やデザインについては「カラーバリエーションがあるので、今履いているこのシューズのソールが減ったら、真っ黒なものを履こうかなと思っています。真っ黒なシューズがあれば私服にも会う気がします。真っ黒ってはっきりしたカラーリングで、すごく目立ちますし」と語った。

野口さんはトークショーにも登場。「ゲルカヤノ 29まで、僕の感覚では90対10とか80対20くらいの感じで今までのものを大事にしてきましたが、今回の30では50対50の気持ちで開発しました。安定性は絶対に変えるべきではない。それ以外の部分、快適性やクッション性は今の時代に合うように改めて考えました」というアシックス パフォーマンスランニングフットウエア統括部開発部の中村浩基さんに、野口さんが「これまでのゲルカヤノと比べるとゲルの部分が全く見えないのはどういう意図ですか」質問。

中村さんは、パーツを手に「ゲルカヤノ 30はゲルがミッドソールの内側に入っていて、材料も65パーセント柔らかくなっていますクッション性をより体感できる場所と素材を改めて検討し、配置を決めました」と説明。野口さんは「だから、長く走っても疲れにくいんですね」と頷いた。

また、野口さんはゲルカヤノ 30を履くランナーへのメッセージとして「この安定感とクッション性を手に取って、外に出て、走って感じてほしい。履いたら私たちの言っていたことがよりわかると思います。ゲルカヤノ 30とランニングライフを楽しんでほしい」などと語った。

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