セーブ・ザ・ダック(SAVE THE DUCK)が丸ビルにポップアップストアをオープン

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イタリア発のサステナブルアウターウェアブランド、セーブ・ザ・ダック(SAVE THE DUCK)は9月14日、東京・千代田区の丸ビル1階にポップアップストア「セーブ・ザ・ダック 丸ビル店」をオープンした。店舗面積約85平方メートル。ウィメンズからメンズ、キッズ、雑貨まで、フルラインナップで商品を展開している。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)

セーブ・ザ・ダックは、中綿に水鳥の羽毛を使わないなど、「100パーセント Animal Free」というスローガンの下、動物由来の素材を一切使用しない製品作りで知られるイタリアのヴィーガン・アウターウェアブランド。日本では2020年秋に本格上陸して以来、ファンを増やしていて、2022秋冬は東名阪の主要百貨店や商業施設を中心に30か所以上のポップアップストアを展開する。

来年3月31日までの期間限定でオープンしている「セーブ・ザ・ダック 丸ビル店」は日本における最大規模の長期ポップアップストアとなるもの。同ブランドでは「1週間から2週間ではなく長期間、ウィメンズ、メンズ、キッズのウェアからアクセサリー、帽子、シューズまでのフルラインナップを展開するポップアップストアをオープンすることで、ブランドの全体像を発信し、日本のファンを拡大したい」考えだ。

本国からの専用じゅう器が並ぶ店内。2022/2023年秋冬コレクションでは、リサイクル素材使用の製品展開を中心にこれまで以上にサステナブルで革新的なスタイルを再構築している。クリーンで滑らかな素材が特徴的な「GRIN」シリーズは、PETボトルのリサイクル素材を使用。洗練された技術で作られたリサイクルパーカーコレクションでは、シンプルなデザインにアクセントとしてグリーンのブランドワッペンが象徴的に付けられている。

どんな天候にも対応できる最高のパフォーマンスを備えている「ARCTIC」シリーズは高性能な機能面に加え、トレンドを反映したデザイン性や豊富なカラーバリエーションを展開。アウトドアにおける防寒機能を担保しながら、トレンド性も兼ね備えている。

2022年春夏にスタートした、全ての野生動物の保護に取り組む自然保護団体「WildAid」とのコラボレーションでは、絶滅危惧種に指定されているサイ、トラ、ペンギン、ライオン、ゾウの5種類の野生動物がモチーフになったカプセルコレクションが9月23日に発売された。

また、英国人デザイナー、エドワード・クラッチリー(EDWARD CRUTCHLEY)とのコラボレーションによるカプセルコレクションも継続。若い世代における「男女平等」や「多様性の許容」などのテーマからインスピレーションを受けた2022/2023年秋冬コレクションでは、クラシックな英国伝統のタータンチェック柄を、未来的なアプローチで再構築し、エレガントなスタイルをスポーティシックに仕上げた汎用性のあるスタイルを提案している。

「セーブ・ザ・ダック 丸ビル店」

所在地:東京都千代田区丸の内 2–4–1
営業時間:平日&土曜 11:00~21:00、日曜&祝日 11:00~20:00

SAVE THE DUCKについて


2012年に「動物・環境・人に配慮した製品を作る」という理念のもと、イタリア・ミラノで誕生したサステナブルアウターウェアブランド。世界中で羽毛を搾取され続けているダックたちを守るため、リアウルダウンの代わりに、独自開発した高性能素材「プラムテック®(PLUMTECH®)」を中綿として使用。プラムテック®はリアルダウンに匹敵する軽さと高い保温性、通気性、速乾性を兼ね備えている。

また、2019年には、ヴィーガン・クライマーの Kuntal Joisherさんがセーブ・ザ・ダックのマウンテンスーツ(非売品)を着用し、世界最高峰の山・エベレストの登頂に成功。動物性防寒着を着用せずエベレスト登頂に成功した、世界初のクライマーとなった。また、2021年には、Mingma Tenzi Sherpaさんが同ブランドのマウンテンスーツ(非売品)を着用し、エベレストより困難とされる K2へ、世界初の冬季登頂に成功。地球上の最も過酷な環境下でもセーブ・ザ・ダックの高い機能性が発揮されることが証明された。

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