青木明子がデザインするアキコアオキ(AKIKO AOKI)は2022/2023年秋冬コレクション-SURREAL-を発表した。
無関係な状況に、あり得ない組み合わせの事物を並べた” 超現実 “の世界を描く、シュールレアリズムをインスピレーション源にした今シーズン。
誰もが1枚は持っているような衣服の代表として「シャツ」をベースに、着る人の体と洋服との間に独特な空間を意識した独特なシェイプや、ドレープの流れのあるドレスなどを展開。また、時間の蓄積を感じられる歴史衣装からも、シェイプや素材質感に引用している。
同ブランドでは、「論理的思考や理性によるコントロール、またそれらがつくりあげる整ったバランスを排し、潜在意識にある想像力を自由に表現すること、そしてそれらが、思いも寄らない新しいイメージにつながること。アキコアオキにとって、それらは時代の気分とファッションを強く連結させるムードであると感じています。決してわかりやすい刺激物としての”違和感”ではない、あくまで”現実からのズレ”からくる感覚は、ふだんは気がつかない『現実を超えた現実』が持つ、静寂で力強い息遣いがあると考えています」としている。
アキコアオキ(AKIKO AOKI)は2022/2023年秋冬コレクション-SURREAL-LOOK
【コレクションシーズン】
AKIKOAOKI OP.,16 : AW2022
【コレクションタイトル】
SURREAL
Photograpy : Yuki Kumagai
Style : Maki Kimura & A.A
Hair : Nori Takabayashi
Make up : Juri Yamanaka