モデルでタレントのアン ミカさんがジュエリーコーディネーターアンバサダー(JCアンバサダー)に就任した。1月13日、東京ビッグサイトで就任式が行われ、初代アンバサダーに選ばれたアン ミカさんも出席した。アン ミカさんには就任の証(あか)しとして日本ジュエリー協会の小山藤太会長から任命証が贈られた。アン ミカさんは今年1月1日から2023年12月31日までの2年間、アンバサダーとして活動する。Text & Photo : Shinichi Higuchi(樋口真一)
ジュエリーコーディネーターアンバサダーは、日本ジュエリー協会が運営するジュエリーコーディネーター検定資格制度のPRを目的としたもの。今年からスタートした。
アン ミカさんは「第33回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」40代部門も受賞
ジュエリーコーディネーター3級資格者であるアン ミカさん。「第33回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」40代部門も受賞している。
就任式には、日本ジュエリー協会が主催するJJAジュエリーデザインアワード2018で日本ジュエリー大賞・内閣総理大臣賞とプラチナ・ギルド・インターナショナル賞のダブル受賞となった桑山のネックレスと、昨年の東京オリンピックで国歌斉唱の衣装を担当した小泉智貴さんがデザインするトモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)のドレスのコーディネートで登場した。
アン ミカさん「私らしい、ファッションと上手に手をつないだジュエリーの魅力を伝えたい」
アン ミカさんは「本当に身に余る光栄です。ジュエリーには女性を輝かせ、内側から自信を与えてくれる魔法のような力があります。それは人間と同じ、地球が本当に長い年月を経て生み出した奇跡のような存在です。今後もバックボーンや成り立ちも含めてジュエリーの魅力をたくさんの人に伝えたい。私、アン ミカらしい、現代のファッションと上手に手をつないだジュエリーの魅力を伝えたいし、検定資格制度の魅力を伝えるお手伝いも出来ればうれしいです」と笑顔。
また、自身のジュエリーコーディネーターの資格については「合格したのは2015年の4月。桑山さんからジュエリーのデザインをプロデュースするお話を頂いていたころでした。ジュエリーのお客様は目が肥えていますし、私よりも年齢を重ね、ジュエリーをよく知っている方が多いので、ジュエリーの歴史や成り立ち、魅力をしっかりと勉強してからでないとという責任感と、時代と上手に手をつないだ、新しい形のジュエリーを創っていきたいという思いから資格を取りました」と説明。「勉強すればするほどジュエリーをすごく身近に感じられるようになりました」などと話した。
ジュエリーコーディネーター検定資格制度は、1997年に創設された、宝飾業界に携わる人材の育成を支援する制度。現在、ジュエリーコーディネーター3級資格者は2万8000人を超えている。日本ジュエリー協会では、ジュエリーコーディネーターアンバサダーの活動を通じて検定資格制度の普及やジュエリー産業の発展などにつなげていきたい、としている。