第50回モード・イン・フランス(Mode in France)展2021年秋冬コレクションが開催

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「第50回モード・イン・フランス(Mode in France)展」2021年秋冬コレクションが3月16日から3月18日、東京・渋谷のベルサール渋谷ファースト地下1階で開催された。Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

フランス婦人プレタポルテ連盟(Fédération Française du Prêt à Porter Féminin)が主催するモード・イン・フランス展は、日本でフランスの最新コレクションを紹介するもの。

前回10月展と同様に楽天ファッション・ウィーク東京2021秋冬(Rakuten Fashion Week TOKYO 2021A/W)など、様々な東京のファッションイベントが開催される週に合わせて行われた今回。緊急事態宣言の中、フランス婦人プレタポルテ連盟の取りまとめによって会場では16社20ブランドの最新コレクションを展示した。

前回に続き今回も出展者は来日しなかったが、毎回ブランドを担当し、ブランドと商品を理解している通訳が各ブースで商品を見ながら質問に答え、オーダーなどにも対応。また、フランスにいる出展ブランドとのオンライン商談(通訳付)も継続した。

ブランドによる差はあるものの、最終日の時点で新規4件のオーダーが入ったカトリーヌ・アンドレ(Catherine André)など、全体では商談は前回10月展と同じくらいで、シャーベットカラーを使ったメゾン・レネール(Maison Lener)など明るい色が人気だった。リアルファーやレザー、ファーを部分的に使ったものなど予想以上によかったという。

フランス婦人プレタポルテ連盟では「会場は静かな雰囲気だったが、2日目から盛り返し、目当てのブランドのブースに一目散に駆けつけるバイヤーや、取り引きのあるブランドとメールで商談し、実物を確認するバイヤーなど、意欲的な来場者が多かった」とした上で「展示会を継続することに意義がある」と改めて強調している。

次回の第51回モード・イン・フランスは8月下旬にベルサール渋谷ファーストで開催される。

 

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