アシックスは7月22日、アシックス直営店とアシックスオンラインストアで、縁起をかつぐ江戸文字をあしらった東京2020オリンピック競技大会公式ライセンス商品「江戸文字パック(EDO MOJI PACK)」を発売した。ランニングシューズやタウンユース向けのスポーツスタイルシューズを始め、Tシャツやキャップ、タオル、トートバッグなど11品番を展開。価格はシューズ1万5000円~2万円、アパレル2000円~4200円(税別)。
自分たちの時代に誇りを持ちながら、愛する芸能や演芸の大入りを祈願したり、あえて読みにくくするのを、「通」、「粋」ととらえたりする遊び心が込められたという江戸文字。今回発売した「江戸文字パック」は江戸の伝統や芸術を現代のファッションに落とし込み、東京のカルチャーをモダンに表現することで、日本や東京をより親身に感じてほしいという狙いから企画したもの。
客が集まり繁盛する様子を表現した寄席文字や、文字を個性的に視覚化した角字(かくじ)など、江戸文字にインスピレーションを得てグラフィック化。国立競技場、日比谷、新豊洲など東京オリンピックで使用される競技場周辺の地名・駅名から12種類のグラフィックを作成し、各アイテムに使用している。
また、シューズ、アパレルとも黒をベースにしたシックなデザインで、シューズにはゴールドのレザーパッチやエンボス加工などを施すことで独特な気品を持たせた。すべてのアイテムには東京2020オリンピックエンブレムが付いている。