ディオールは2020/2021年秋冬パリコレクション2日目の2月25日、パリ チュイルリー庭園でディオール2020/2021年秋冬プレタポルテ コレクションを発表した。
スポンサードリンク
マリア・グラツィア・キウリは、1960年~1970年代イタリアのフェミニストアートにおける象徴的な人物たちに着想を得て身体とフェミニズム、そしてフェミニニティの多面的で変わることのない繋がりについて問いかけを続けている。
彼女がティーンエイジャーだった頃の写真からはじまり、アートとファッションを通じて自己を主張していくまでの道のりに想いを馳せた今回。チェックや水玉模様、ロングやプリーツスカート、ブラック&ホワイトといった要素が、アイデンティティとシスターフッドをつなぐ自由な気風をコレクションにもたらしている。
ショー会場の空間は、アーティスト集団 クレール・フォンテーヌとのコラボレーションによるもの。カルラ・ロンツィのマニフェストを英語にした« I Say I »などの文字が浮かび、ランウェイは1949年にロバート・キャパがアンリ・マティスを捉えた“Le Monde Pixélisé”より名付けられた作品“Newspaper”になぞらえ、新聞『Le Monde』誌のページで埋め尽くされた。
セレブリティ