佐藤繊維991(キューキューイチ)2019/2020年秋冬コレクション

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佐藤繊維はメンズニットブランド991(キューキューイチ)2019/2020年秋冬コレクションを発表した。今シーズンはこれまでのテーラリングを駆使したアイテムやジェットセッターに向けたカジュアルなアイテムに加えて、英国羊毛の良さを活かすために、モヘアシルクをブレンドした新しい編み地クールブリットブレンディング(Cool Brit Blending)を使ったアイテムを提案している。

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オバマ大統領夫人がアメリカ大統領就任式で着用したパリ老舗メゾンのイエローのカーディガンに使われた、世界一細いモヘア糸を開発したことで注目を集めた山形の紡績・ニットメーカー佐藤繊維。昨年はジャパン・ベストニット・セレクション2018アワード(JAPAN BEST KNIT SELECTION 2018 AWARD)で、佐藤繊維、Sato–S2(サトウ エススクエア)がグランプリと経済産業省経済産業大臣賞を受賞した。

991は社長であり糸作家でもある佐藤正樹氏を中心に、各工程で選ばれた、最高の技術を持つ職人からなるチーム「Gauge(ゲージ)」が作る、佐藤繊維のものづくりの集大成といえるメンズニットのトータルブランド。

7シーズン目を迎えた2019/2020年秋冬コレクションでは、英国羊毛に佐藤繊維の最高級モヘアシルクの糸を掛け合わせることで、それぞれの良さを引き出し、コシがありながらもなめらかなタッチでエレガントな風合いを持つクールブリットブレンディングのブルゾンとタートルネックのプルオーバーを制作。定番のイタリアンクラシコのドレスラインや、カシミアなどを使ったエレガントな肌触りの商品を提案するリラクシングラインのディテールや着心地をアップデートしている。

また、南米産のウール、ロサリオ(ROSARIO)と佐藤繊維のオリジナルであるドライタッチな糸ダブル(DOUBLE)を組み合わせたグレンチェックのコートや、バッファローチェック、オーバーサイズのコートなど、トレンドを取り入れたアイテムも提案するなど、幅を広げている。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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佐藤繊維991(キューキューイチ)2017/2018年秋冬コレクション

 

 

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