今井千恵が手がけるチエ イマイ（CHIE IMAI）が4月15日、帝国ホテルで「2019／2020チエ イマイ チャリティーコレクション（2019／2020 CHIE IMAI CHARITY COLLECTION）」を開催した。40回目のコレクションであるとともに、ニューヨークファッションウィークデビューから20年という記念の年を迎える同ブランド。高品質で着心地のいい本物の商品を届けたいという想（おも）いを込めて、「オールウェイズ オーセンティック、オールウェイズ シック」をテーマにした今回。新たな気持ちで更に進化し続けるとともに、地球に優しい素材を使用し、環境保護に取り組んでいきたいということから「地球色、アースカラー」をテーマカラーにしたコレクションを発表した。
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土のような茶やベージュ、オフホワイト、グラデーションのミンクやチンチラ、ロシアンセーブルなどを使ったベストやジャケット、グリーンのグラデーションが美しいチンチラのボレロやケープなど、自然や地球をほうふつさせる美しい色使いが今回の特徴だ。ブランドのアイコンであるモザイクも青や緑、茶などを使っている。
また、スパニッシュラムのレザーに刺しゅうをあしらったドレス、パシュミナにヤーンで模様をたたきつけたドレスコートなど、バリエーションも更に拡大。レースやグリッターとのコーディネートも含めて、進化や軽さを印象づけた。
今井千晶社長は「これまではイメージをテーマにしてきましたが、今回はブランドのスローガンをテーマにしました。ファーは長年愛用できて、最終的に土に戻るエコフレンドリーな素材です。チエ イマイのファーはすべて養殖で、何度もリメイクして世代を超えて引き継いでいくことができます。これからもファーの良さを発信し続けたい」と話した。
チャリティーコレクションの売り上げの一部はクリストファー&ダナ・リーヴ財団に寄附される。
Text ＆ Photo:Shinichi Higuchi（樋口真一）
