アンダーカバー(UNDERCOVER)2019/2020年秋冬メンズコレクションの展示会が都内で開催された。2019/2020年秋冬パリメンズコレクションで発表したアンダーカバーの2019/2020年秋冬メンズコレクションと、ジョンアンダーカバー(JohnUNDERCOVER)2019/2020年秋冬(メンズ)コレクションを展示した。
前回の2019年春夏コレクションから、パリ(ウィメンズ)コレクションでのショーを休止。パリメンズコレクションにショー発表の場を移したアンダーカバー。アンダーカバー2019/2020年秋冬メンズコレクションでは、仲間や友達を意味する「THE DROOGS」をテーマに、スタンリー・キューブリック監督の映画「時計仕掛けのオレンジ」の世界観に中世ヨーロッパの服飾スタイルを融合したものを、現代のアイテム、カラーパレットによって構成したコレクションを提案している。
「時計仕掛けのオレンジ」に登場する長靴や手袋などを使いながら、三銃士を象徴するマントなどを組み合わせたスタイルが今シーズンの特徴。アウトドアに使われる機能素材や映画のシーンのプリントを用いたデザインなどもポイントになっている。
また、時代を縦横無尽に交差させた世界観はヴァレンティノとのコラボレーションでも表現されている。ピエールパオロ・ピッチョーリと高橋盾との対話によって生まれたヴァレンティノ×アンダーカバーのコラボレーションでは、高橋がデザインしたグラフィックがそれぞれのコレクションにそれぞれの手法で落とし込まれているという。