プラマイゼロが「±0(プラスマイナスゼロ)」新商品発表会を開催

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左から小林祥悟副社長、みやけかずしげさん、中坊壮介さん、上原淳社長

プラマイゼロはこのほど、日本発の家電・雑貨ブランド「±0(プラスマイナスゼロ)」新商品発表会を開催した。同社は昨年9月には創業15周年を迎えたが、今回の新商品発表会は初のプレスイベントとなるもの。革新的発想とデザイン、実用性を追究した空気清浄機C030とコードレスクリーナーの最新機種コードレスクリーナーVer.3 C030を発表した。

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世の中の好みの「中心=ちょうどいい」を目指し、デザインや実用性、大きさ、価格を追求した商品を提案している「±0(プラスマイナスゼロ)」。独自の視点で開発されるプロダクトは、GOOD DESIGN 賞の受賞やMoMAのパーマネントコレクションに選定されるなど、国内外で高く評価されている。

今回発表した空気清浄機C030は、360°どこからでも空気を吸い、集塵(しゅうじん)できる効率のいいデザインが特徴。4層一体型フィルターで花粉やPM2.5などをキャッチ。菌やカビを抑制、においを脱臭する。66本のスチール製中空パイプを1本ずつ溶接して取り付けたこだわりの外観もポイントになっている。価格は4万2,000円(税別)

コードレスクリーナーVer.3 C030は、標準で連続運転約75分と家中を掃除できる、軽量にもかかわらず、モーターをパワーアップすることによって吸引仕事率38ワットを実現している、アルミハンドルを使用することで軽量化と耐久性を両立しているなど、従来のコードレスクリーナーを更に進化させている。価格は2万5,000円(同)。

プレゼンテーションとトークショーで、空気清浄機C030をデザインしたデザイナーのみやけかずしげさんは「360°どこからでも空気を吸うため部屋の中央に持ってくることになるので、工業製品というよりもインテリアに近いデザインにしました。また、洋服や家具を選ぶのと同じ感覚で選ぶとしたら、どういう形がいいのかと考えました」。

コードレスクリーナーVer.3 C030のデザインを担当したデザイナーの中坊壮介さんは「初代の製品が多くのお客様に受け入れられ、たくさんのフィードバックがあったので、ゼロベースではなく、お客様の声を反映させて良いところは伸ばし、改善すべき所は改善したもの、初代のアイデンティティを残しながらより使いやすい製品を目指しました。また、この後も進化していくことも前提として作りました」などと話した。

また、上原淳社長は「事業を開始して15年。日本のデザイン家電の中で一定の地位を築けたのではないかと自負しています。近年ではアジア各国での販売もスタートし、事業は年々拡大している。今回の新商品は日本だけでなくアジアでの販売も決定しており、世界戦略商品と位置付けています。空気清浄機C030、コードレスクリーナーVer.3 C030とも初年度年間販売台数は全世界で各10万台。また、コードレスクリーナーについては既存のラインナップも含めてシリーズ全体で累計100万台の販売を目標に掲げてまい進したい」などと語った。

プレゼンテーションとトークショー終了後には新商品を実際に見て体験することができるタッチ&トライや既存商品の展示なども行われた。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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