日本アパレル・ファッション産業協会が平成31年新年会を開催。小池百合子東京都知事も来賓として出席

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日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)は1月10日、東京・千代田区のホテルニューオータニで新年会を開催した。

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冒頭、北畑稔理事長(レナウン社長)は「日本のファッション・アパレル市場はデフレ状況が続いていて、中古市場やレンタル市場が隆盛となるなど、お客様のマインドや消費のパターンが変化しています。また、秋からの暖冬でミドルアッパーも苦戦しています。さらに、10月からの消費税の増税で低価格志向や消費の低迷も懸念されています。そうした中でJ∞QUALITYの市場浸透促進を進めるとともに、JAFICプラットフォーム事業も企業と登録クリエーター、産地の連携を強化していきたい。また、1月25日から1月27日にはプレミアムウインターバザールによってアパレル企業をしっかりと支えたい。アパレルのCSR憲章策定に向けた周知も進めたい」などと話した。

また、来賓の小池百合子東京都知事は「2019年は東京から日本のファッションの実力を発信し、力を高められる用に連携していきたい、日本のファッション産業をミラノのように世界に発信していくために、東京都も協力していきたいと考えています」と挨拶。「東京オリンピックでは暑さ対策が課題となっていて、着れば涼しくなるようなファッションが求められています。また、私は日本のファッションの中で1番欠けているのは帽子ではないかと考えています。アイテムをひとつ増やすだけでビジネスは広がります。帽子をかぶることが当たり前になるようなトレンドを発信してはいかがでしょうか」などと指摘した。

Text & Photo:Shinichi Higuchi(樋口真一)

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