アシックスジャパンは12月6日、全国のスポーツ用品店などで、競技用ウエアのトップシリーズ「トップインパクトライン(TOP IMPACT LINE)」競泳水着の2019年モデルを発売した。男性用2品番(よりやわらかい着用感を好むスイマー向けのライオグライドⅡプラスと、胸回り、腰回りのしっかりとしたホールド感を好むスイマー向けのライオストリームⅡプラス)、女性用2品番(同)を展開。価格は男性用2万3,000円、女性用3万4,000円。
今回開発した新モデルは2018年モデルの開発コンセプトである「コアスティンガー(CORESTiNGER)」を継承しながら、軽量性と流水抵抗低減を更に追求した新素材を採用したもの。太ももの外側に柔らかい生地を配置することによって脚の内転時にかかる生地張力による不快感を減らし、股から太ももにかけて張力の働く素材を配置するなど、スイマーの姿勢を一直線に保ち、流水抵抗の低減をはかるとともに、新モデルでは、従来モデルと比べて素材を約27パーセント軽量化し、素材表面をフラットに加工することで、流水抵抗を最大で約2.3パーセント低減した。
また、選手が持つパフォーマンスを十分に発揮することができるように、身体の長軸方向、周径方向のストレッチ性を高めるなど、水中での動きやすさにも配慮している。デザインはブルーまたはコーラルをメーンに、ASICSの文字をモチーフにした筆書きのグラフィックを全身に配している。
今井月選手、鈴木聡美選手、中村克選手、青木智美選手、高橋美帆選手など同社が契約する選手も来年1月以降の各大会で着用する。
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